EC利用実態調査レポート(2025年4月)
株式会社クロス・マーケティンググループが発表した『EC利用実態調査(2025年4月)』は、全国の20歳から69歳の男女3,331名を対象にした興味深いデータが盛り込まれています。本レポートは、オンラインショッピングの現状と消費者の意思決定の傾向を探るためのもので、2024年の初回調査に続く第2回目になります。
オンラインショッピングの現状
2025年の今、オンラインショッピングは私たちの生活になくてはならない存在となっています。特に、Amazonや楽天市場といった大手のECモールは、日々の消費行動の中心になっています。調査結果からは、消費者がこれらのECモールを選ぶ際に重視している要素が浮き彫りになりました。
ECモールの選択基準
調査によれば、ECモール選びの際、「お得さ」や「利便性」が重要視されていることが明らかに。具体的には、以下の要素が特に重視されています。
- - 品ぞろえの良さ(60.4%)
- - 送料無料の提供(52.6%)
- - 価格の安さ(52.3%)
また、20代から40代の層では「タイムセール」や「セールイベントの多さ」への感度が高い傾向も見られます。
リピート購入の傾向
調査結果では、約70%の人々が同じECモールでリピート購入をした経験があると報告しています。リピート購入者が選ぶカテゴリーには、日用品(40.3%)、美容・コスメ(21.3%)、アルコール・飲料(17.4%)といった消耗品が多く、これらの商品の購入は定期的に行われているようです。
商品レビューの影響
さらに興味深いのは、購入時に商品レビューが大きな影響を与えるという点です。レビューを「非常に参考にしている」または「ある程度参考にしている」と答えた人は76.8%に上り、とりわけ20代から30代においては、その感度が高くなる傾向が見られました。特に若年層は、商品購入前にレビューを重視する姿勢が顕著です。
実用的なデータが満載
この調査は、各ECモールの利用理由やカテゴリーごとの購入傾向、レビューを確認する理由など、実際のマーケティング施策に役立つデータが多く含まれています。この情報を基に、企業のEC戦略や販促施策の見直しを図ることが可能です。
誰におすすめか
このレポートは、以下のような方々に特に有用です:
- - ECモールの運用を効率化したい出店企業の担当者
- - データに基づいた商品戦略や販促施策の改善を図りたいマーケティング担当者
- - EC事業の「成果」を重視する経営者や事業責任者
お問い合わせ
最後に、株式会社クロス・プロップワークスでは、調査データを基にしたEC戦略の支援や販促企画の相談も受け付けています。興味のある方はぜひ気軽にお問い合わせください。
会社情報
住所:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2015年4月
主な事業:リサーチビジネス支援、SNS運用支援など
公式ウェブサイト
住所:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
設立:2013年6月
主な事業:デジタルマーケティング、データマーケティング
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