日本経済大学のミャンマー地震災害支援募金活動
2025年3月28日、ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の大地震は、地域に甚大な被害をもたらしました。この未曾有の災害により、多くの建物が倒壊し、無数の人々が不安な生活を送っています。これを受けて、福岡県太宰府市にある日本経済大学では、学生ボランティア団体「おもいで」が中心となり、募金活動を行います。
募金活動の詳細
募金活動は、以下の日程で実施されます。
- - 4月11日(金) 午前10時〜午後1時
- - 4月12日(土) 午後2時〜午後5時
- - 4月13日(日) 午前10時〜午後1時
場所は西鉄太宰府駅前で、地域の方々に支援の呼びかけを行います。募金で集まった資金は、井本勝幸特命教授を通じて、ミャンマーの被災地支援に充てられます。
学生の思い
この募金活動を企画したのは、日本経済大学の経営学科に在籍する山﨑龍弥さん(3年)です。彼は、「地震のニュースを知って、私たち学生も何か手助けができないかと考え、募金活動を提案しました。大学にはミャンマーからの留学生がいるため、彼らとも協力して活動を進めたいと思います。この取り組みが少しでもミャンマーの人々の役に立つよう願っています。」とコメントしています。
井本教授の活動
井本勝幸特命教授は、福岡県で生まれ育ち、2011年以降は反政府ビルマ少数民族地域で独自に活動を行っています。彼は、ミャンマーの内戦の停戦に貢献し、また、地元の協力を得て日本軍兵士の遺骨調査など、多岐にわたる人道支援を手がけています。その活動は高く評価され、数多くの人権賞や外務大臣表彰を受賞しています。
日本経済大学について
日本経済大学は1956年に設立され、経済・経営に特化した学部と専門コースを有し、多くの留学生を迎える国際色豊かな大学です。学長の都築明寿香のもと、学生たちは地域貢献や国際的な理解促進に力を入れています。
この募金活動を通じて、地域の方々が一丸となってミャンマーの被災者を支援することが期待されます。ボランティアの学生たちの志と地域の協力が、ミャンマーの人々に希望をもたらすことを願います。