九州大学への寄付
2025-04-30 11:33:38

九州大学のスタートアップ共創基金に3,000万円寄付、地域経済への支援を強化

九州大学のスタートアップ共創基金に対する寄付



2023年4月24日、総合人材サービスを手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社が九州大学に対して3,000万円の寄付を行いました。この寄付は、大学発のスタートアップを強化することを目的にした「スタートアップ共創基金」に充てられるもので、九州大学の伊都キャンパスにて寄付目録の贈呈式が行われました。

スタートアップ共創基金の設立背景



九州大学は、日本政府の「スタートアップ育成5か年計画」の下で大学発スタートアップの創出を加速しています。これにより、地域の大学が持つ研究開発成果を活用し、企業との連携を通じて新たなビジネスの創出を目指します。しかし、課題としては、資金の流れや時間の制約があり、各拠点でのエコシステムの構築が重要とされています。これを受けて、九州大学は「スタートアップ共創基金」を設け、産学官の連携を強化しています。

パーソルテンプスタッフの取り組み



パーソルテンプスタッフは、経営支援や客員起業家とのマッチングを通じて、大学発スタートアップの支援を行っています。今回の寄付によって、地域経済活性化と雇用創出に寄与することを期待されています。また、過去4年間にわたり、九州大学との連携で90名の雇用創出や事業受託を達成してきました。

寄付目録の贈呈式



寄付目録贈呈式では、パーソルテンプスタッフの代表取締役社長である木村和成氏が九州大学の理事、園田佳巨氏に目録を手渡しました。贈呈式では感謝の意が表明され、大学の将来に向けたさらなる連携についても話し合われました。

九州大学のビジョンと未来への期待



九州大学は2030年に向けて、「VISION2030」に基づく社会共創を掲げています。これは、地域経済の活性化や新しいビジネスチャンスの創出に繋がるもので、九州大学の研究成果を社会に実装することが重要な柱となっています。県内外の企業や団体との連携により、地域からアジア、さらには世界へと研究成果を広げることを目指しています。

木村社長は、寄付を通じた九州大学との連携が地域経済にとって大きなプラスになるとし、今後も持続可能な地域社会の実現に向けて努力を続けることを約束しました。

まとめ



今回の寄付は、九州大学が目指すスタートアップのエコシステムをさらに強化する重要な一歩です。そして、パーソルテンプスタッフの支援により、福岡・九州地域におけるイノベーションの推進が期待されています。地域の経済活性化に向けたこの取り組みに注目が集まります。


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