「SynQ Remote」がジャパンビルド2025に出展
福岡県北九州市に本社を構える株式会社クアンドが開発した「SynQ Remote(シンクリモート)」が、2025年8月に開催される「ジャパンビルド大阪2025」に出展します。この展示会は、建築や土木、不動産における先端技術に焦点を当てたもので、クアンドは遠隔巡視の先進的な事例を紹介します。
出展情報
- - 展示会名: 第9回 JAPAN BUILD OSAKA
- - 日程: 2025年8月27日(水)~29日(金)10:00~17:00
- - 会場: インテックス大阪 【住所】大阪市住之江区南港北1-5-10【アクセス】コスモスクエア駅より徒歩約9分、トレードセンター前駅より徒歩約8分、中ふ頭駅より徒歩約5分
- - ブース番号: 21-34
- - 公式HP: ジャパンビルド大阪2025公式サイト
(事前登録が必要です)
東京水道の導入事例
今回の出展では、同社がこれまでに手掛けてきた様々な遠隔支援の実績も紹介されます。特に、日経コンストラクション8月号で特集された「東京水道株式会社」による事例が注目されています。この会社では、10名の専門家が250件もの現場を毎日遠隔で支援するシステムを採用しており、SynQ Remoteを通じてリアルタイムで現場情報を共有しています。
主な機能
- - ポインタやお絵描き機能: 専門家が現場に正確な指示を出すのに役立つ機能です。
- - 高画質通信: 夜間の工事でもしっかりと映像が確認できる高画質の通信が可能です。
- - 操作の簡便さ: 特に60代以上のベテラン社員も、簡単に操作できるという点が好評です。
これらの機能を組み合わせることで、迅速かつ正確な現場支援が実現しています。
新機能の先行公開
さらに、ジャパンビルド大阪2025では、今後正式にリリース予定の新機能も体験できます。その一つが、ビデオ通話の内容に基づいてAIが自動で議事録や報告書を作成する機能です。この革新的な機能により、施工現場でのコミュニケーションがさらに効率化され、手作業での報告業務から解放される未来を目指しています。
インフラ整備の新たな展望
「SynQ Remote」を通じて、集約された技術やデータを駆使して、現場に行かずとも正確な指示や記録、判断が可能となります。これは、省人化と品質確保の両立を実現する新しい管理の形です。今後も、AIによる新機能の開発が進むことで、労働力不足に悩む現場での連携が強化されることが期待されています。
会社概要
株式会社クアンドは、「地域産業・レガシー産業のアップデート」をミッションとして掲げ、多様な課題に対応する製品を展開しています。2020年11月にリリースされた「SynQ Remote」は、建設現場に特化したビデオ通話ツールで、経済産業省のスタートアップ育成プログラムJ-Startup2023に選ばれた企業でもあります。
「SynQ Remote」は、これからのインフラ整備に欠かせない存在となることでしょう。ぜひジャパンビルド2025でその未来を体感してみてください。