Gear8の業務効率化とBacklogの導入
北海道札幌市に本社を持つ株式会社Gear8は、2008年の設立以来、Web制作やデザイン、ブランディングの支援を行い、国内外に拠点を展開しています。多様なプロジェクトを抱える中、「Backlog」を導入することで、業務効率が大幅に向上しました。本記事では、その導入背景や効果を詳しく紹介します。
導入のきっかけ
Gear8がBacklogの導入を決めた理由は、プロジェクトをスムーズに運営するための強力なツールを必要としたからです。従来はメールや口頭でのやり取りが中心で、タスクの抜け漏れや誤解が頻発していました。そこで、初めての人でも使いやすいとの評判を聞き、少人数から試せるBacklogに目を向けることに。
運用を始めたのは社内の3名からで、次第に利用者を増やし、現在では約100件のプロジェクトをBacklogのもとで管理しています。このように段階的に導入することで、チーム全体がツールの実践に早く馴染むことができました。
情報の集約と安心感
Backlogの導入後、Gear8のメンバーたちは大きな安心感を得ています。以前は、メンバーに作業を依頼後、進捗を追うことが困難で、結果的に口頭で伝えた内容を忘れたり、認識のズレが生じていました。しかし、Backlogでは全てのタスクやコメントが記録されるため、「情報が集約されているから忘れても大丈夫」という確信が持てるようになったのです。この安心感は新たに加わったメンバーからも支持を受けており、今では誰もが進捗を把握しやすい環境が整いました。
チームの主体性が向上
バックログを活用する中で、メンバーの主体性も高まりました。タスクの背景や意図を記録することを徹底することで、依頼された内容以外にも注意を向け、自ら進んで作業を確認する姿勢が見られるようになりました。この結果、情報共有がスムーズになり、チーム全体が自律的に働けるようになったのです。
同時並行プロジェクトの運営
Backlogでは案件ごとにプロジェクトを分けて進めることができるため、タスクの抜け漏れや進捗の遅れが一目でわかります。以前のようにメール連絡に頼っていた時に比べ、情報がすっきり整理されたことで、複数プロジェクトを同時進行する負担は大幅に軽減されました。特に進捗が遅れているタスクには炎のアイコンが表示され、タイムリーな対策が可能になりました。
ヌーラボのビジョン
株式会社ヌーラボの提供するBacklogは、単なるタスク管理ツールにとどまらず、チーム間のコミュニケーションを円滑にし、自己確立の感覚をもたらしています。ディレクターである沖田千尋氏は、「Backlogによってチームメンバー間での相談がしやすくなり、より自由なコミュニケーションが生まれるようになった」と語っています。
また、今後の職場環境の変化に伴い、より多様なメンバーでのチーム編成が求められる中、ヌーラボはバックログを通じた「チームワークマネジメント」を支援し続ける方針を打ち出しています。これにより、さまざまな職種や業種の顧客が、自らのニーズに合った戦略的な業務運営を実現できるようになることが期待されています。
まとめ
Gear8の事例は、Backlogが職場の効率化にどれだけ寄与するかを示す素晴らしい一例です。情報共有のプラットフォームが変わることで、業務フローがどんどんスムーズになり、最終的にはチーム全体のパフォーマンス向上へとつながります。今後のバックログの進化に注目し、さまざまな業界での活用が広がることを期待しています。