社会構想大学院大学の2025年度学位授与式
東京都港区にある社会構想大学院大学では、2026年3月20日(金)に2025年度の卒業式が開催されました。この日のために集まった修了生55名は、社会課題解決に挑む高度な専門職としての道を歩み始めます。
修了生の誕生
この学位授与式は、コミュニケーションデザイン研究科、実務教育研究科、そして新しく設立された社会構想研究科からの修了生たちが誇らしげにその証を受け取りました。特に、社会構想研究科においては初の修了生が誕生したことが大きな意味を持っています。修了生たちは、これからの社会に必要な高度な専門知識と実践力を持った人材として、その一歩を踏み出しました。
学長の熱いメッセージ
吉國浩二学長は、参加者たちに向けて心温まるスピーチを贈りました。その中では、学びの過程における努力や辛さ、特に論文の執筆という大きな挑戦について触れ、「実際の経験を通じて得た知識は、これからの人生において大きな資産となる」と語りました。学長は、学位取得がゴールではなく、むしろ新たなスタートであると強調し、社会的実装を通じた課題解決へ向けた意欲を引き出しました。
修了生の言葉
代表として挨拶を行った船本幸裕さんは、修了生としての誇りを示しながら、この2年間の厳しい学びを振り返りました。粘土をこねるように、社会課題を深く理解し、具体化していくプロセスがあったと述べました。これからは、彼女を含む社会構想研究科の仲間たちが、各分野での専門家として活動し続ける決意を新たにしました。
同じく代表として挨拶を行った遊田久美子さんは、異なる背景を持つ仲間たちとの交流を通じて、人は生涯学ぶことができるという実感を得たと語りました。学びには終わりがなく、今回の卒業を新たな始まりとして成長を続けたいとの願いが込められています。
実務教育研究科の野村美保さんの発言
実務教育研究科からの代表として、野村美保さんは昼間は実務に従事しながら夜は学びの場に身を投じる生活を振り返りました。個人の経験を理論的な知識に変換することができたこの2年間は、彼女にとって重要な気づきとなったそうです。この経験は、社会で実践するための強力な武器となることでしょう。
多様な研究テーマ
本学では、多様な業種で活躍する社会人が入学し、さまざまなテーマで研究を行っています。例えば、「日本人と日系人の時空共生社会構想」や「基礎自治体の寄付施策に関する考察」など、今後の社会に貢献するための実践的な研究が進められています。また、社会構想研究科の研究者たちは、社会の理想的な姿を模索し続け、その実現に向けたデザインを練り上げるために活動しています。
まとめ
社会構想大学院大学は、今後も人材育成と社会課題解決のための実践的な研究を進めていきます。修了生たちがそれぞれのフィールドで積極的に活躍する姿が期待されます。今後の彼らの活動にも目が離せません。