てぶくろの日とは
毎年10月29日は「てぶくろの日」として、作業用手袋の重要性を再認識する日です。この日は、株式会社東和コーポレーションによって設定されました。2010年から始まったこの記念日によって、多くの人々に作業用手袋の価値を知ってもらうことを目的としています。
調査概要
2025年の調査では、全国の15〜79歳の男女300名を対象に、作業用手袋の使用状況や購入動向、防災対策としての手袋への意識を探りました。この調査はインターネットを利用して行われたもので、特に昨今の防災意識の高まりを受けて行われました。
調査の主要なポイント
1.
手袋の入手経路:最も多い「ホームセンター」に次いで、「100円ショップ」が2位に浮上しました。特に10代の利用が目立ちます。
2.
ユーザーの不満点:「蒸れ」が最も多く、対策として「インナー手袋の活用」が挙げられています。
3.
防災手袋の常備率:主な防災備品の中で、手袋の常備率は48.7%と過半数を下回り、防災意識が持続しない現状が浮き彫りになりました。
4.
作業用手袋が似合う有名人:ヒロミさんが8年連続でトップ。DIYの技術が評価されています。
作業用手袋の重要性
私たちの日常生活において、作業用手袋の役割は非常に重要です。家庭内での園芸やDIY作業、さらには仕事においても手を守るために欠かせません。この調査では、個人の趣味活動でも手袋を使用することが多く、手袋は暮らしを豊かにするための道具として認識されています。
また、汗による蒸れは多くのユーザーが抱える問題であり、この対策としてインナー手袋が広く活用されています。この工夫は、単に蒸れを防ぐだけでなく、手袋の耐久性を高め、汚れを防ぎ、手荒れのリスクを軽減するなど、多機能な役割を果たしています。
防災のための備え
最近の自然災害の頻発に伴い、防災意識が高まっていますが、手袋の準備が後回しになっている現状があります。調査結果によると、防災用手袋を常備しているという回答は僅か48.7%、さらに、22.6%が「買い替え意識が全くない」と答えました。これは、災害時に必要な機能性を備えた手袋の少なさが影響していると考えられます。具体的には、普段使っている手袋が、実際の防災の用途には不十分であることも多いのです。
例えば、「軍手」は17%と最も多く常備されていますが、瓦礫やガラスなどから手を守るための耐切創性や防水性に乏しい面もあります。
これからの提案
この調査を通じて、多くの人々に手袋の重要性や使用法の見直しを促すことが必要です。防災袋には、強度や用途に応じた異なるタイプの手袋もセットし、日常的に使用する手袋との回転も考慮することが望まれます。推奨する手袋の選び方や点検の意義を広める企業としての役割も今後ますます重要になるでしょう。このような行動が、安心・安全な生活を維持する一助となるのです。
まとめ
「てぶくろの日」を盛り上げることで、作業用手袋に対する理解を深めると同時に、日常生活や防災の準備を見直すきっかけとなります。これによって、さらに多くの人が積極的に手袋を選ぶことができるように、引き続き啓発活動を行っていきたいと考えています。これからも多様な用途に応じた手袋の開発と提供に努め、皆様の生活をサポートしてまいります。
東和コーポレーションについて
株式会社東和コーポレーションは、作業用手袋の総合メーカーとして、農林水産業から家庭まで幅広く手袋を提供しています。皆様の手を守るために、安全で高品質な製品を届け続けます。公式サイトやInstagramもぜひご覧ください。