地方企業が「働きがい」を生む理由と経営のリアルを公開!
地方企業が抱える課題や、そこから生まれた成功ストーリーを克明に描いた書籍『人を活かす地方企業が日本を変える』。中小企業でありながら、20年間で売上を20億円に伸ばし、従業員として120人を抱えるまでの成長を遂げた株式会社現場サポートの経営者、福留進一氏の体験を通じて、地方経営の可能性が明らかにされます。
地方中小企業が直面する困難
少子高齢化が進み、都市部への人材流出が加速する中、地方企業は厳しい経営環境にあります。特に中小企業では「人が採れない」という深刻な問題に直面している存在です。福留氏もまた、かつては離職率が16%と多くの企業が頭を抱える状況に苛まれていました。しかし、そんな彼が新たな企業文化を築くことで、状況を劇的に変えることに成功します。
組織を変える経営哲学
福留氏が掲げたのは、「社員は労働力ではなく仲間である」という理念。この言葉を支えに、彼は人材をただの労働力としてではなく、共に成長していく仲間と捉えることにしました。その転換により、従業員の定着率が向上し、新卒採用での3年以内の離職者が10年連続でゼロを記録するという偉業を達成します。さらに、全国の「働きがいのある会社ランキング」で2位に選ばれるなど、彼の努力と成功が評価されることとなりました。
失敗をもとにした成長
本書では数々の失敗談が赤裸々に語られています。大手企業との協業が失敗に終わったり、理想を追求しすぎて撤退を余儀なくされた新サービスのケースなど、華々しい成功の陰には多くの試行錯誤があったことがわかります。このような経験から学んだ教訓は、他の経営者にとっても非常に参考になるでしょう。
バランスの取れた経営論
企業の成長には、ビジネスモデル(前輪)と組織作り(後輪)の両輪が必要です。本書では、独自に定義したビジネスモデルキャンバスの活用法や、140ページにわたる経営指針書「GSPolicy」を通じた全員参加型のガバナンスを紹介。これらの仕組みが、どのように相互に作用して経営を加速させるのかが詳述されています。
地方からのイノベーション
『人を活かす地方企業が日本を変える』は、地方企業がどのようにして人材を活かし、持続可能な成長を遂げるのか、その実践的な視点を提供しています。地方企業の経営者や地方活性化を目指す方々にとって、非常に有益な一冊となることでしょう。
本書は6月19日より発売されており、価格は2200円(税込)。アマゾン等のオンライン書店でも購入が可能です。地方の中小企業がいま何をしなければならないのか、ぜひ一読してみてください。
【著者プロフィール】
福留進一氏は、株式会社現場サポートの代表取締役会長であり、経営改善や地域貢献に尽力する地元のリーダーです。彼の座右の銘である「縁尋機妙・多逢勝因」が示すように、出会いの大切さを強く信じ、地方の力を再生するために戦っています。