天郷醸造所の挑戦
2025-09-01 19:13:26

福智町で新たな酒文化を創造する天郷醸造所、酒造りの幕が開く

福智町の新たなムーブメント、天郷醸造所の挑戦



福岡県袋町の地に、ひとつの酒蔵が新たな歴史を刻み始めます。地元を愛する人々の手によって立ち上げられた「天郷醸造所」は、酒造りの免許を獲得し、ついに本格的な酒造りをスタートさせます。昨年の申請から5ヶ月を経て、私たちはここにこのすばらしいニュースをお届けします。

酒造りの背景と意義



天郷醸造所は、地域の再興を目指し、福智町を代表する酒造としての一歩を踏み出しました。設立からこれまでの道のりは決して平坦ではなかったと、代表の中山雄介氏は語ります。特に申請過程では資金面での困難に直面し、設備が整ったにも関わらず忍耐を強いられる日々が続きました。しかし、地元の人々や支援者の応援があったからこそ、この日を迎えることができたのです。

独自の製法で地域の特産を活かす



天郷醸造所が目指すのは、地域の特色を最大限に生かしたお酒の製造です。使用する米には、福岡県産の「山田錦」と、有機農法を用いた無農薬の「ヒノヒカリ」を取り入れています。これにより、ただ美味しいだけではなく、地域の誇りを体現した味わいを実現しようとしています。

また、地元特産の水も重要な要素です。福智山のふもとで湧き出る微硬水は、酒造りにおいて必要不可欠なミネラルを豊富に含んでいます。これが、酵母を活発にして発酵を促す力を持っているのです。

地元と共に育む酒文化



天郷醸造所の最大の特徴は、地元とのコミュニケーションを重視するところにあります。福智町の農家の協力を得て、彼らが育てた無農薬の果物やハーブを副原料として使用し、季節感あふれる味わいを追求しています。酒造りを通じて環境にも配慮し、持続可能な地域循環型の取り組みを目指しています。

初出荷に向けた準備



2025年9月1日、同醸造所は酒造りの免許を正式に受け、初仕込みを開始します。出荷時期は2025年10月中旬を予定しており、初回の酒は「在る 宵」というブランド名での販売が見込まれています。これは、地域の特徴と交流を促すためのシンボルでもあります。

期待と感謝の気持ち



地元の文化や産業を支えるための挑戦は、決して簡単ではありません。しかし、地元の皆さまの支えによって、この道を進められています。私たちの酒造りが地域の皆さまの幸福につながるよう願い、心を込めて一滴一滴を仕込みます。これからの新たな酒文化、ぜひとも応援してください。

私たちのビジョン



天郷醸造所は、お酒を単なる飲み物ではなく、一本一本を命の込められた芸術作品と捉えています。これから生まれるお酒が、人と人とをつなぎ、幸せの連鎖を生むことを願っています。新たな酒造りの挑戦を通じて、福智町の魅力を皆さまにお伝えし続ける所存です。今後の進展にご期待ください。


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