あちこち伯方島便
2025-11-17 15:47:22

伯方島で新たな交通サービスがスタート!移動と買い物を支える「あちこち伯方島便」

伯方島で新しい公共交通サービス「あちこち伯方島便」が始動



2025年11月17日、愛媛県今治市の伯方島で新たに公共ライドシェア「あちこち伯方島便」が実証運行を開始します。このサービスは、島内の約150か所を結ぶ
「のりあいサービス」と、地元の店舗から商品を届ける「はいたつサービス」を組み合わせた新しい交通モデルです。島の住民が自家用車で運転手として参加し、地域の人々の移動と生活を支える取り組みが評価されています。

住民の声に応える「公共ライドシェア」



伯方島では、路線バスは存在していましたが、タクシーはないため、通院や買い物に不便を抱える住民からの要望が長年寄せられていました。こうしたニーズに応えるべく、伯方島モビリティコンソーシアムが立ち上がり、地域の人たちが協力し合う形でこのサービスが実現しました。具体的には、Community Mobility株式会社などの民間企業とともに、今治市が支援する形で実施されています。これにより、地元のドライバーが公共交通の役割を担い、住民が必要なときに自由に移動できる環境を整えました。

便利な乗り合い「のりあいサービス」



利用者は、島の約150カ所に設けられた乗降ポイントを自由に選び、移動が可能です。「のりあいサービス」は、予約方法も多様で、専用ダイヤルやwebを通じて、7日前から前日までの事前予約、または当日の直前予約ができます。料金は、事前予約が400円、直前予約が600円と、非常にリーズナブルです。

注文も簡単!「はいたつサービス」でお買い物サポート



12月5日から新たに始まる「はいたつサービス」は、島内の登録店舗からの商品を自宅まで届けるという新感覚の買い物支援サービスです。商品を電話一本で注文し、配達時に商品の代金と配送費を支払う形式です。荷物を持ち運ぶ手間が省け、介護用品や食材なども運び届けてもらえるため、買い物の負担が大幅に軽減されます。

持続可能な交通モデルを目指して



この公共ライドシェアの実証運行は、公共交通の新しい形を模索するだけでなく、地域経済の活性化にも寄与するものとされています。「のりあい」と「はいたつ」を両立させることで、地元の消費を促進し、必要な移動を支える仕組みを確立します。また、運行のデータや利用者のフィードバックをもとに、更なる改善計画も進められます。

まとめ



愛媛県の伯方島でスタートした「あちこち伯方島便」は、住民が主導する新しい形の公共交通サービスです。これは島の魅力を引き出し、観光や地域交流を促進する大きな一歩となることでしょう。地域全体が温かく結束し合うストーリーを作りながら、持続可能な未来に向かって進んでいく伯方島の姿は、他の地域にとっても参考となるモデルです。今後の展開に大いに期待が寄せられます。


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