株式会社Kyuluxに新たな風が吹く
2025年10月1日、福岡市を拠点とする株式会社Kyuluxが、代表取締役社長の交代を発表しました。新たに就任したのは、李 炡佶(リ ジョンキル)氏です。在任していた安達淳治氏は、今後はChief Strategy Officer(CSO)として、引き続き経営に携わることとなります。
新たなリーダーシップの誕生
新社長李氏は、これまでのキャリアにおいて日本と韓国のハイテク産業で豊富な経験を積んできました。慶應義塾大学を卒業後、サムスン電子株式会社に入社し、さまざまなポジションでマネジメントを経験。特に、未来戦略室のM&A部長や映像ディスプレイ部門の常務など、高度な戦略的知見を有しています。この背景を活かし、Kyuluxの成長を加速させることが期待されます。
経営体制の強化
今回の社長交代は、会社のさらなる成長を視野に入れたもので、経営体制を強化する狙いがあります。新社長のリーダーシップのもと、戦略責任者である安達氏の経験と知識を組み合わせることで、より多角的な事業展開を目指します。安達氏は、自身の退任に際して「新社長の豊富な経験と新たな視点のもと、当社はさらに大きく飛躍していくと確信している」と述べています。
視界を広げる新社長のビジョン
李新社長は、就任にあたり「日本の優れた技術を世界に紹介し、共に成長できる仕組みを築く」という信念を強調しました。Kyuluxは有機EL材料メーカーとして、すでに韓国のLGやサムスンからの出資を受けており、さらなるステップアップを図るための体制を整えています。これにより、TADF/Hyperfluorescence™といった革命的な発光技術を駆使し、国内外の市場で存在感を高めることを目指しています。
株式会社Kyuluxの重要性
2015年に設立された株式会社Kyuluxは、次世代の有機ELディスプレイや照明向けの素材開発に注力しています。フルカラーの高効率かつ長寿命の発光材料は、今後のディスプレイ市場において重要な役割を果たすと期待されており、多くの企業と提携してさらなる技術革新を目指しています。
今後の展望
新たな経営体制のもと、Kyuluxはさらなる事業拡大を目指し、グローバルな市場での競争力を高めることに挑戦します。プレッシャーの中での浮き沈みに対処しつつ、一歩一歩着実に成長していく姿勢が、今後どう展開していくのか注目です。今後もKyuluxからの新たな情報に目が離せません。
本件に関するお問い合わせは、株式会社Kyuluxの広報グループまでどうぞ。