福岡の新しい教育モデル「TEAM学校プロジェクト」
2026年1月18日、福岡市立草ヶ江小学校で新たな教育の形を実現する公開授業イベント「福岡イチ受けたい授業!?〜ワクワク授業大作戦〜」が開催されました。この施策は、株式会社LX DESIGN、Fukuoka Smart City Community、EduPorteが協力し、地域と学校の新しい教育共創モデル「TEAM学校プロジェクト」の一環として行われました。
学校と企業が手を取り合う
当日は福岡県内から参加した有志の先生方と6社の企業から来た担当者がそれぞれ組を作り、各社の専門知識を活かした授業を展開しました。授業のテーマには「まちづくり」「金融」「生成AI」「交通」「言葉」など、社会に直結した内容が盛り込まれています。
教室の中では、子どもたちが「未来の博多はどんな町になると面白いか?」や「自分のアイデアが社会に役立つのか?」について真剣に考える姿が見られました。教員が子どもたちの反応を受け取りながら進める中、企業の担当者は「一緒に考えるサポーター」の役割を果たし、授業が進むにつれて子どもたちの表情はどんどん明るくなりました。「もっとやりたい!」という期待の声が広がる場面も印象的でした。
「TEAM学校プロジェクト」の背景
この教育プロジェクトは、教員と企業の担当者が一緒に授業を共創する初の試みとして注目されています。始まりは2023年12月の初顔合わせから。教員と企業の担当者たちはアイスブレイクを行い、「学びとは何か」をテーマにした授業づくりのワークショップを経験しました。その後、約3週間かけて各TEAMがオンラインで交流し、意見を出し合いながら授業内容を具体化していきました。
企業別の授業内容の紹介
- - JR九州 TEAM: 「住みたい!行きたい!すてきな町!今・未来の博多すごろくづくり」
子どもたちが「未来の博多」に興味を持ち、町づくりを通じて自己の考えを深める内容。
- - チャリチャリ TEAM: 「キミが1日社員に!参加しちゃおうチャリチャリ未来会議!」
自分の意見が社会の役に立つことを体感する
- - 西鉄グループ TEAM: 「いっしょに、まちに、夢を描こう」
バスを通じて町の交通や公共交通の大切さを学ぶ。
- - 福岡銀行 TEAM: 「お金の流れをつかめ!これでキミもお金マスター」
金融教育に対する興味を持たせるアクティブな授業。
- - LINEヤフーコミュニケーションズ TEAM: 「生成AIを使ってみよう!気持ちが伝わるLINEスタンプづくり」
AIを用いてコミュニケーションの重要性を感じてもらう。
- - LOVE FM TEAM: 「コトバでつながる『ホンモノ体験』今こそ!LOVE♡ラジオ」
言葉の価値を理解し、伝える楽しさを学ぶ授業。
新たな教育の形への期待
今回の「TEAM学校プロジェクト」は、教育界に新しい風を吹き込む取り組みとして注目されています。福岡の企業が教員と共に育む新たな教育モデルとして、子どもたちに主体的な学びを提供することができたのは、何よりも地域の未来を見据えた重要な活動です。主催者たちも「楽しかったという声をもらえたのが次回の励みになる」とし、この取り組みを今後も続けていく意向を示しています。地域全体が一体となり、次世代の学びを共創する可能性が広がる中で、福岡が新たな教育の拠点となることが期待されます。