FLASH Mark.6、オートバックスでの運用開始
テンフィールズファクトリーが開発した最新型のEV急速充電器「FLASH Mark.6」が、千葉県のオートバックスカーズかしわ大井に登場しました。この充電器は、従量課金制を導入しているため、非会員でも気軽に利用できる点が特徴です。同社は充電器の導入を進めており、商業施設や店舗の駐車場に向けた展開を拡大しています。
進化した充電技術
「FLASH Mark.6」は、日本国内で一般的に使用されているCHAdeMO規格に加え、テスラのNACS規格にも対応可能です。最大240kWの充電速度を提供し、さまざまなEVに素早くエネルギーを供給できる優れた性能を持っています。また、充電中のEVユーザー向けに情報を表示できる大型の液晶ディスプレイが搭載されており、設置先の施設情報や広告を流すことが可能です。これにより、充電収益だけでなく、広告収益も期待できます。
特別仕様のデザイン
従来の赤を基調としたデザインに対し、今回の「FLASH Mark.6」はオートバックスのブランドカラーに合わせたブラック仕様でカスタマイズされています。正面に大きなサイネージ、側面には操作パネルを設けているため、ユーザーにとっても操作しやすいデザインとなっています。パートナー企業のニーズに応じたビジュアル調整や設置形態の提案も行う予定で、今後の展開に期待が寄せられています。
営業概要と利用方法
「FLASH Mark.6」の設置情報は以下の通りです:
- - 設置場所: オートバックスカーズかしわ大井(千葉県柏市)
- - 住所: 千葉県柏市大井537-1
- - 充電器: FLASH Mark.6 240kW(CHAdeMO認証180kW)
- - 充電規格: CHAdeMO, NACS
- - 利用可能時間: 24時間
- - 定休日: なし
- - 決済方法: クレジットカード、各種QRコード決済
- - 充電料金: 44円/kWh
福岡県には、SUPERオートバックス大野城御笠川店に「FLASH Mark.5」が設置されており、こちらも240kWの充電性能を持っています。
今後の展望
テンフィールズファクトリーは、今後も全国の商業施設や観光地、道の駅などにFLASHの設置を進めていく予定です。「FLASH Mark.6」は、単なるEV充電器にとどまらず、人々や地域、情報をつなぐ新たな社会インフラの形として期待されており、今後の展開が注目です。日本のEVの普及が進む中、地域と連携した充電ネットワークの強化が求められています。充電の利便性を提供するだけでなく、地域住民や訪れる観光客に向けて有益な情報を発信する役割も担うことになるでしょう。