FDAの機内誌『DREAM3776』が50号を迎える
フジドリームエアラインズ(以下、FDA)が発行する機内誌『DREAM3776』が、2025年秋号をお知らせします。この秋号は、2025年10月1日から12月31日まで機内に搭載される予定で、創刊以来50号目という特別な号となります。
特別企画の内容
今回の特別企画は「いまの『美味しい』を未来に繋ぐ物語」と題し、静岡県の焼津にある『サスエ前田魚店』の前田尚毅氏が登場します。前田氏は、駿河湾の『魚』の深い魅力を引き出すプロフェッショナルで、彼が織り成す物語は、食材への情熱や地域への愛が詰まっています。利用者の皆さんには、料理を愛する彼の視点からの食文化をより深く理解していただく機会となるでしょう。
この特集では、魚料理の新たな楽しみ方や、持続可能な漁業の重要性についても触れられる予定です。海の恵みを大切にし、それらを未来にどう繋げていくかというテーマに迫ります。前田氏のインタビューや、地元食材を使用したレシピなどもお楽しみいただける内容となっています。
岐阜県の秋旅特集
さらに、今回の秋号では名古屋小牧空港から行く「和を楽しむ岐阜の秋」にも焦点を当てています。名古屋から松本を結ぶルートを紹介し、訪れるべき文化的歴史が詰まった宿場町や、美しい自然景観を堪能する旅にご案内します。
中山道の宿場町では昔ながらの町並みが色濃く残っており、その風情の中で秋の景色を楽しむことができます。また、高山から北アルプスを望む絶景にも心が奪われるでしょう。特集の中では、地元の観光協会とのコラボレーションで、旅の手引きやおすすめのスポットをたっぷりと紹介します。
国立国会図書館への納本
この秋号は、創刊号以来の50号を迎えたことを記念して、国立国会図書館へ納本されることが決定しました。これにより、FDAの機内誌は国民共有の文化的資産として貴重な存在となることでしょう。誰でも閲覧可能で、地域の魅力や歴史を広く伝える意味でも意義深い取り組みと言えます。
今後の展望
フジドリームエアラインズは、地域と地域を結ぶ航空会社としての役割を今後も果たし、各地の魅力をもっと多くの人々へ発信していく所存です。『DREAM3776』はその一環であり、多くの方に愛され続けることを目指しています。FDA便を利用される際には、ぜひこの機内誌をお手に取って、お楽しみください。
この特別な秋号が、皆さんの旅行や日常に新たな視点を提供するとともに、地域の文化や食の楽しさを再発見していただけることを願っています。市井の人々が口にする美味しさの背後にある物語を、5つの感覚で楽しむ一助となれば幸いです。