業務効率化を実現!北海道ガスの成功事例
福岡県福岡市に本社を置く株式会社ヌーラボが提供するプロジェクト管理ツール「Backlog」が、北海道札幌市に本社を構える北海道ガス株式会社に導入されました。この導入により、同社は会議の時間を従来の1/4に短縮することに成功しました。これは、複数のベンダーとの効率的な意思疎通や、プロジェクトの進捗管理を支援するもので、情報共有が円滑に進むことで、業務全体の効率化にも大きな影響を与えています。
導入の背景
北海道ガスは2021年に基幹システムの刷新プロジェクトを立ち上げる際、複数ベンダーとの安全なデータのやり取りとその進捗をアクティブに管理できる仕組みが必要だと認識しました。そこで、既に社内での使用実績があり、セキュリティ面でも信頼できる「Backlog」を選びました。最初はストレージとしての利用を開始し、その後プロジェクトマネジメントへと本格的な活用へと移行しました。
導入において重視されたのは「チームワークマネジメント」です。情報を一元化し、タスクを可視化することによって、全てのプロジェクト関係者が共通の情報を基に議論や判断を行うことができる環境を整えることを目指しました。この体制の整備によって、業務の抜け漏れを防ぎ、会議自体をより効果的に進めることが可能になりました。
Backlogの活用による具体的な成果
会議時間が1/4に縮小
導入以前は、毎週2回、各2時間行われていた定例会議が、Backlog導入後には週1回・1時間にまで短縮されました。各会議で扱うべき情報を事前に整理し、会議当日は進捗確認が容易に行える仕組みが作られたため、無駄なコミュニケーションが減り、参加者が重要な話題に集中することができるようになった結果、会議の質も向上しました。
会議カードで情報の一元管理
「会議カード」を使用することで、会議ごとに親課題を設定し、アジェンダや議事録、作業内容を一元管理する方法が採用されました。この仕組みにより、会議前に必要な資料を添付し、会議中の内容を次の課題として記録することで、事後の進捗管理が非常にスムーズになりました。情報が整理されたことで議論の焦点も把握しやすくなります。
セキュアな情報共有
Backlogを利用することで、特定のメンバーのみがアクセスできる環境を提供することが可能となり、ベンダーとの安全なファイル共有や進捗管理が実現しました。これにより、情報の保護と業務の透明性を兼ね備えることができました。
北海道ガスの展望
北海道ガスのDX・構造改革推進部の峠様は、Backlogのドキュメント機能を活用し、管理者が必要な情報を整理して迅速にアクセスできる仕組みを整えているとコメントしています。これにより確認時間が短縮され、意思決定や承認の速度が向上したといいます。また、課題登録を行うメンバーだけでなく、管理者も積極的にBacklogを活用する場面が増えており、業務の効率化への期待が高まっています。
労働人口が減少する現代において、チームの構成メンバーや雇用形態はさらに多様化しています。ヌーラボはこのような変化を見据え、様々な職種や規模のチームに最適な「チームワークマネジメント」を実現できるよう、Backlogの機能を今後も改善し続ける予定です。
ヌーラボのサービス
株式会社ヌーラボは、異なる職種や部門が協力しあい、共通の目標に向かって自律的に活動する「チームワークマネジメント」を提唱しています。プロジェクト管理ツール「Backlog」は、2025年に20周年を迎えることを記念して、特設サイトがオープンしています。これまでの歩みや今後の展望についても紹介されています。
プロジェクト管理ツール「Backlog」公式サイト
20周年特設サイト
オンラインホワイトボードツール「Cacoo」
情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」
【会社情報】
- - 本社:福岡県福岡市中央区大名一丁目8-6 HCC BLD. 2・6・7F
- - 代表者:橋本正徳
- - ウェブサイト:Nulab