福岡発エコアプリ
2025-04-28 15:50:10

福岡市初!地元生産を応援するエコアプリ「SPOBY」の新機能とは

福岡市初!地元生産を応援するエコアプリ「SPOBY」の新機能とは



福岡市で、地産地消を促進する脱炭素行動変容アプリ「SPOBY」が新機能を導入しました。2025年4月28日からスタートするこの機能は、地域で生産された食品を利用することで、どれだけCO₂削減に貢献したかを数値で示すものです。

脱炭素エキデン福岡との連携


この新機能は、福岡市が目指す「2040年度温室効果ガス排出量実質ゼロ」という目標への一歩を踏み出すための取り組みである「脱炭素エキデン福岡」に基づいています。このプロジェクトは市民や企業が一丸となって、日常的に脱炭素アクションを実践し、持続可能な社会を築くことを目的としています。SPOBYは、毎日の行動を通じて得られた脱炭素の成果を視覚化し、環境に優しい選択を促すことを支援します。

地産地消機能の内容


新たに追加された「地産地消機能」では、アプリ内のカメラで購入した生鮮食品のパッケージやラベルを撮影することで、その食品が地元で生産されたものかを判定します。特に福岡県内で生産された青果が対象で、撮影した商品に基づいて、輸送過程で削減できたCO₂の量がグラム単位で表示されます。この効果を視覚化することで、適切な選択を促すほか、「脱炭素ポイント」が貯まります。このポイントは特典と交換できるため、ユーザーのモチベーションも高まります。

地産地消の重要性


「地産地消」という言葉は、地域で生産されたものを地域内で消費するというシンプルながら重要な考え方です。食品が長距離輸送されるほど、環境への負担は増加します。したがって、地元で生産されたものを選ぶことは、温室効果ガスの削減に寄与し、地域経済を活性化させる重要な手段です。地産地消を進めることで、生産者が得られる利益が地域内に流れ、持続可能な社会の構築に繋がります。

個人の取り組みを可視化


このアプリを通じて、自身の行動がどれだけ環境に貢献しているのかを実感できることから、使用者の意識も変わります。どのような小さな行動が大きな影響を与えるのかを明確に見ることで、一人ひとりが実際の行動に移すことが可能になります。SPOBYを利用することで、例えば徒歩や自転車の移動、マイボトルの使用など、環境に優しいライフスタイルを簡単に取り入れることができ、日々の生活がより充実したものへと変わります。

今後の展望


脱炭素エキデン福岡は2025年3月から始まり、福岡県下の30社以上の企業と連携して進める予定です。これにより福岡県内の市民が参加し、個々の脱炭素行動を推進しながら、全国規模での取り組みへと発展させていくことを目指しています。アプリ「SPOBY」さえあれば、小さな行動を地球を守る大きな力に変えることができるのです。

福岡市の新しい取り組みである「SPOBY」を活用しながら、私たち一人ひとりが環境に優しい選択をすることで、持続可能な社会を築く一翼を担いましょう。


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