ファミマアプリ「ファミペイ」が新しい本人確認システムを導入

株式会社ファミリーマートが提供するスマホアプリ「ファミペイ」が、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の公的個人認証（JPKI）を採用しました。この新しいシステムにより、ユーザーは本人確認の手続きをよりスムーズに行えるようになります。

LIQUID eKYCは、ファミリーマートの子会社である株式会社ファミマデジタルワンが提供する後払いサービス「ファミペイ翌月払い」などに利用されます。このサービスは、ユーザーが1ヶ月間に利用したファミペイのお支払いを翌月にまとめて行うことができる便利なものです。

新システムの特徴と利点

「ファミペイ」では、これまで「LIQUID eKYC」を利用して、本人確認書類の撮影と自撮り写真との照合を行っていました。しかし、今回の新しい公的認証の導入により、マイナンバーカードを利用することで、従来の本人確認書類の撮影が不要となります。ユーザーは、マイナンバーカードの暗証番号を入力し、スマホでカードを読み取るだけで手続きが完了します。

これにより、申し込み手続きが大幅に短縮され、ユーザーは完了後すぐに「ファミペイ翌月払い」を利用できるようになります。新しいシステムの導入は、ファミマが提供する便利なサービスにさらなる利便性を加えつつ、迅速かつ安全な本人確認を実現しています。

LIQUID eKYCの信頼性

「LIQUID eKYC」は、業界内で6年連続No.1のシェアを誇るオンライン本人確認サービスです。このサービスは、運転免許証やマイナンバーカードの撮影やICチップの読み取りを行い、自撮り写真との照合によって本人確認を進めます。また、学割など年齢確認にも対応しているため、様々なシーンで活用されています。

特に、AI技術や生体認証技術を活用したこのシステムは、離脱率を低く抑え、ユーザーにとって使いやすい環境を提供しています。これまでの累計本人確認件数は約1.3億件、そして契約数は約600社にのぼります。

ファミペイと今後の展望

「ファミペイ」の導入によって、より多くの人々が簡単かつ迅速にサービスを利用できるようになり、利便性が高まることでしょう。今後は、このようなテクノロジーを活用して、よりセキュリティが強化されたサービスが多く登場することが期待されます。

「ファミペイ」は、簡単な手続きで快適に利用できる新しいサービスを提供し、今後もユーザーに寄り添った進化を続けていくことでしょう。他のサービスとの連携が進む中で、その可能性はますます広がっていきます。