医療を変革するWEB問診「Symview」
福岡市に本社を置く株式会社レイヤードが提供するWEB問診サービス「Symview」が、サービス開始以来、累計で5,000万件の問診入力数を達成したことが報告されています。この数値は、医療現場におけるデジタル化の進展を示すものであり、地域医療や患者の体験向上に大いに貢献しています。
Symviewの誕生と普及
Symviewは2018年11月に正式にリリースされて以来、全国の約2,500の医科診療所、病院、地方自治体、さらには医師会にも採用されています。直近の3ヶ月間においては、月間150万件を超える問診が入力されており、その人気と必要性が伺えます。このサービスは、患者と医療者双方にとって、効率的かつ効果的な受診体験を提供しています。
先進の技術による高度な問診
Symviewでは特許技術を活用しており、問診の質問が患者の主訴、年齢、性別に基づいて適切に出されます。この仕組みにより、医療者はまるで熟練の専門家のように、正確な情報を引き出すことが可能です。事前に患者情報を収集・分析することで、診療の質が向上し、業務の効率化や感染症対策への寄与も期待されています。
オンライン診療との連携
さらに、Symviewにはビデオ通話機能が標準装備されており、オンライン診療の際にも役立ちます。電子同意書や予診票の機能を用いることで、院内での説明をスムーズにし、ペーパーレス化にも貢献しています。このように、Symviewは単なるWEB問診を超え、医療現場の要望に応じて機能を拡張し続ける柔軟なプラットフォームとなっています。
地域医療への貢献
Symviewの活用は、診療所や病院にとどまらず、地方自治体や医師会と協力し、救急医療や在宅診療、さらには地域医療における様々な課題解決にも寄与しています。これにより、患者は必要な情報を事前に得ることで、安心して医療を受けることができるようになります。
レイヤードのビジョン
レイヤードは、クリニックの医療DXを総合的に支援し、日本のプライマリケア(かかりつけ医)の推進に寄与することを目指しています。同社のプロダクトは、連携性を重視した設計となっており、それぞれが独立して機能を発揮することが可能です。そのため、医療機関ごとに異なる課題に柔軟に対応できる点が、その強みです。
レイヤードは、すでに導入している他社のシステムとの連携を積極的に支援し、患者の受診動線をトータルにサポートしています。必要な機能を単体もしくは組み合わせて利用できるため、各医療機関のニーズに最適化されたソリューションを提供します。
まとめ
レイヤードが提供するWEB問診「Symview」は、累計5,000万件の問診入力を達成し、医療のデジタル化を先導しています。今後も、地域医療の向上や患者のニーズに応えるために、さらなる機能の拡張とサービスの充実を図っていくことでしょう。皆さんもぜひ、Symviewによる新しい受診体験を体感してみてください。