ROBO-ONE第44回大会
2025-09-25 12:44:59

ROBO-ONE第44回大会、二連覇達成のヒーロー『コビス』が華々しく活躍

ROBO-ONE第44回大会、華麗な戦いの舞台



2025年9月20日から21日まで、神奈川県立青少年センターにて「MISUMI presents 第44回ROBO-ONE」が開催されました。この大会は一般社団法人二足歩行ロボット協会が主催し、特別協賛には株式会社ミスミグループ本社が名を連ねています。参加者は、国内外から集まった実力派ロボットたち。台湾や香港からも多くの参加者が集い、技術と戦略を用いて熱い戦いを繰り広げました。

イベントでは、昨年の優勝者『コビス』が見事に二連覇を達成。大会期間中、来場者やオンラインの視聴者は約8.8万人に達し、観客の期待を裏切らない結果となりました。特に印象的なのは、ROBO-ONE Beginnersが同時開催されたことです。この部門には多くの親子連れが参加し、家族で楽しむ姿が見られました。

決勝トーナメントの緊迫した戦闘



大会は、二足歩行ロボット同士が1対1で戦う形式で行われました。初日には予選が行われ、予選を通過した32機体とシード権を持つ機体を含む46機体が決勝トーナメントに進出。対戦は序盤からハイテンションで進み、観客を釘付けにするスリリングな試合が展開されました。準決勝以降は日本と台湾のロボットたちの対決が続き、国際的な交流を象徴する瞬間も見受けられました。

今回の大会で優勝した『コビス』は、一貫して攻撃的な姿勢を貫き、迫力ある技で観客を魅了しました。彼の戦いぶりは、技術と戦略の見事な結晶であり、観衆から惜しみない拍手を浴びました。

各競技の入賞者



大会の結果、以下の通りになりました。
  • - 優勝: コビス / ビスコ(日本)
  • - 準優勝: JokeMaker / JRH ROBOTICS(台湾)
  • - 第3位: Neutrino-Blue / 飛騨神岡高校(ヒダカミロボ部)(日本)

また、ミスミ賞として特に優れた機体が選定されました。安定性、独自のデザイン、魅力的なパフォーマンスを総合的に評価し、Neutrino-Blue(飛騨神岡高校)、HurtMaker(台湾)、旧型プロバルテモ(芝浦工業大学SRDC)の3機体が受賞しました。

大会の概要と未来



ROBO-ONEは2002年から始まった大会で、ものづくり技術の向上と二足歩行ロボットの普及を目的としています。このイベントには学生からプロまで幅広い層が参加しており、技術の向上を目指す場ともなっています。特に、ミスミグループは学生支援にも力を入れており、将来のものづくりを担う若者たちを応援しています。

次回大会の開催はまだ発表されていませんが、今回の成功を糧に、さらなる発展を期待したいと思います。今後もROBO-ONEが国内外で愛されるイベントとして進化し続けることを願っています。


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