自治体向けAI環境
2025-05-08 07:31:24

福岡の自治体に安心のAI環境を提供するQT-GenAIの新機能とは

自治体向けAIプラットフォーム「QT-GenAI」の進化



アンドドット株式会社とQTnet(九電グループ)が共同で開発した法人向けマルチ生成AIプラットフォーム「QT-GenAI」。このプラットフォームが新たに、自治体専用のネットワーク体系であるLGWAN(総合行政ネットワーク)に完全対応しました。これにより、地方自治体の業務における生成AIの導入が一層促進され、安全に、かつ効率的に活用できる環境が整いました。

LGWAN対応の意義と利点



LGWANはインターネットから完全に切り離された閉域ネットワークで、地方公共団体の組織間での情報共有を安全に行うための基盤です。この環境でQT-GenAIを利用することで、自治体職員は外部からの悪影響を受けることなく、生成AIを利用した業務を行うことが可能となります。

たとえば、福岡市ではQT-GenAIを活用する実証実験が行われ、業務削減率が平均33%に達したという報告もあります。この結果からも、生成AIの導入が行政業務を如何に効率化するかが示されています。

直感的な操作性で誰でも利用可能



QT-GenAIは、専門的なAI知識がなくても簡単に操作できる設計がなされています。プロンプトを設定するだけで、さまざまな生成AI機能を使用できるため、自治体職員でも手軽に利用できるのが魅力です。PDFや画像、動画など、マルチモーダルに対応した情報処理も可能で、多様なデータを扱うことができます。

セキュリティとサポート体制



このプラットフォームは、企業や自治体向けに特化したセキュリティ機能を備えており、機密性の高い情報を扱う環境においても安心して使用できます。アクセス制限やフィルタリング機能、詳細なログ管理といったセキュリティ面が強化され、より一層の安心を提供します。

さらに、アンドドットでは導入から運用までのサポート体制も充実しており、ガイドライン作成支援や研修を通じて、自治体内でのAI活用をしっかりと促進しています。

今後の展望



QT-GenAIがLGWANに対応したことで、今後ますます多くの自治体が生成AIを積極的に活用することが期待されます。業務効率化や住民サービスの向上を目指す中で、自治体におけるAI技術の導入が進むのは明らかです。地方自治体がQT-GenAIを利用することで、行政サービスの質が向上し、地域住民へのサービス提供がより迅速かつ効率的に行われるようになるでしょう。この新しい取り組みは、福岡だけでなく、全国の自治体にとっても重要な意味を持つはずです。

お問い合わせ


  • - アンドドット株式会社
- 公式サイト: and-dot.co.jp
  • - 株式会社QTnet
- 公式サイト: qtnet.co.jp


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