聖マリア病院が新たな看護師ユニフォームを発表
福岡県久留米市に位置する聖マリア病院が、看護部のユニフォームを新たに導入しました。今回のユニフォームは、医療従事者向けのメディカルアパレルブランド「クラシコ」が手掛けています。クラシコの代表、大和新氏は、今回のデザインに込めた想いを「医療現場に、感性を。」と語り、働く方々のモチベーションを高めることを目指しています。
働く人々への誇りを
看護師がユニフォームを着る瞬間は、ただの仕事の準備ではなく、役割に向き合う大切な心構えの時間です。このユニフォームデザインでは、役職に応じたベースカラーと、首元に施されたラインによって、医療現場でのプロフェッショナリズムを表現しました。また、視認性を考慮しつつもオシャレを楽しめるように配色を工夫しています。
多様性への配慮
さらにユニフォームは、着用者の好みに寄り添うことを意識し、ウエストにあるボタンを使ってシェイプフィットとストレートフィットの2つのシルエットから選択できる工夫が施されています。ジェンダーレスなデザインでありながら、自分らしさを包み込むスタイルが実現されています。これにより、全ての看護師が誇りを持って自分を表現できる環境が整いました。
心地よさと機能性の実現
新たなユニフォームの大きな特長の一つは、シフトに応じて日勤・夜勤を瞬時に識別できる機能です。襟をひっくり返すことでカラーが簡単に変わるため、視認性の向上だけでなく、時間外労働の削減にも寄与します。カーディガンを羽織っていても、一目でどちらのシフトか確認できるため、現場の効率も向上します。これは意匠権も取得済みという革新的な試みです。
聖マリア病院の理念と共鳴
聖マリア病院は、全国でも14番目の規模を有する大病院で、包括的医療を提供することで知られています。身体的ケアのみならず、精神的および社会的な側面にも配慮した「全人的な看護」が実践されています。そして、クラシコが手掛けた新しいユニフォームは、これらの理念を具現化するデザインとなっています。
また、業務効率を高めるだけでなく、医療現場に新たな風を吹き込み、看護師が日々の業務に誇りを持って取り組むための活力となることを目指しています。
ユニフォームの意味と未来への展望
クラシコは、ユニフォームが医療現場の一体感を育む重要なツールであることを再認識し、その過程で出た看護師の皆様の声を大切にしています。このユニフォームが、医療従事者にとって働きがいを感じる環境づくりに寄与することを心より願っております。
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導入ストーリーはnoteで
今後もクラシコは医療現場の皆様と共に、未来を創る製品作りに取り組んでまいります。