エンディング産業展2025で注目のLDTとAIコールセンター
2025年9月10日から11日にかけて開催された「エンディング産業展(ENDEX)2025」では、LDT株式会社が展示ブースを出展し、葬祭業界の変革を目指す最新の技術を披露しました。特に愛知、東京のコールセンター業務をAIに委ねる新サービス「スマートコール24」に、多くの関心が集まりました。
AIコールセンター「スマートコール24」とは?
LDTの「スマートコール24」は、AIを活用して葬儀社の電話受付を24時間365日代行するサービスです。このシステムにより、葬儀社は人件費や採用コストの削減、機会損失の防止、受注率の向上を目指すことができます。具体的には、一次受付で必要なヒアリング項目をAIに学習させ、夜間や人手が不足している時間帯の代行業務を実現します。これにより、スタッフの負担が軽減され、業務の効率化が推進されます。
さらに、LDTの提供するクラウド型葬儀管理システム「スマート葬儀」においても、顧客管理や請求管理、入出金管理などの機能が充実しており、業務を最適化します。それに加えて、仏壇や仏具のショップとの連携を強化するアフターセールス機能も搭載し、葬儀社の周辺ビジネスを支援しています。
CEO白石和也による講演
展覧会の11日、LDTの代表取締役CEOである白石和也が「競争優位を築くAIを活用した葬祭DX~選ばれる葬儀社になるスマート戦略~」について講演を行いました。彼は現代の葬祭業が直面する人手不足や業務の複雑性を背景に、AI活用の重要性とそれによる業務の再構築を提案しました。具体的には、AI OCRや電子FAX連携、振込用紙の自動生成を用いた事務業務の自動化の可能性や、AIを通じての夜間搬送とコールセンターの連携について詳しく説明しました。
また、訃報情報を活用したECサイトでの供花受注導線や、ウェブ問合せフォームの自動要約機能など、実践に則ったDX施策とそのシステム統合についても紹介されました。これらの取り組みが、業界全体のデジタルトランスフォーメーションを進める重要なステップであることが伝えられました。
未来の葬祭業の姿
LDTは、現場のニーズを重視したDXとAIの活用を通じて、葬祭業の業務の効率化と収益力向上を図るための具体的な手段を提供しています。このような先進的な取り組みは、これからの葬祭業界における新しいスタンダードとして機能することでしょう。
今後もLDTは「スマートコール24」を含むAI技術を駆使し、葬祭業界の進化を促していくことを目指しています。葬儀社関係者にも大いに期待されている新サービスは、業務の自動化だけでなく、業界全体の成長と発展に寄与することを目指しています。
LDT株式会社について
LDT株式会社は2019年に設立され、東京都渋谷区に本社を置いています。また、福岡と佐賀にも支店を展開し、AgeTech関連のプラットフォーム事業を手掛けています。企業の成長を支援するばかりでなく、一般消費者向けにもライフエンディングプラットフォームや僧侶派遣サービスなど多岐にわたるサービスを提供しています。
詳細な情報は、LDTの公式ウェブサイトをご確認ください。 進化する葬祭業を見逃さないようにしましょう。