太宰府市でAI型教材「キュビナ」が全小中学校に導入
福岡県太宰府市で、学習eポータルとAI型教材「キュビナ」が全市立小中学校に導入されることが正式に決定しました。2026年度から本格的に利用が開始され、約6,100人の児童生徒がこの新しい学びのスタイルを体験することになります。
本市の教育理念は「令和の都だざいふの宝である子どもをまんなかに」。この理念を基に様々な教育施策が展開されており、特に「自ら考え生きる力の育成」を目指した取り組みが進められています。AI型教材「キュビナ」は、個別最適な学びと協働的な学びを充実させるための有力なツールとして位置づけられ、2025年度には試験導入が行われました。
試験導入の成果と新たな展開
試験導入では、個別最適な学びと協働的な学びの相乗効果が図られ、多様な学習スタイルが模索されました。特に、長期休業中や家庭での自主学習を支える形で活用され、教職員の負担軽減にも寄与したことが評価されています。具体的な成功例として、国語科の授業での活用が挙げられ、早朝や夕方の短い時間に取り入れられるなど、生徒の習慣化にも成功しました。
また、2025年末に実施された小学校標準学力検査では、「AIドリルに取り組んだ問題数」と児童の学力の伸びとの相関が見られ、その結果、特に小学1年生においては非常に高い相関(0.501)が確認されました。これはデジタルネイティブである現代の子供たちに適した学びの形式であることを示しています。
課題とバランスの取り組み
一方、デジタル学習の偏重が健康面や思考面への悪影響を及ぼす懸念もあります。太宰府市では、デジタル学習とリアルな体験(紙や本を使った学び)とのバランスを重視し、持続可能な未来の学びの在り方を模索しています。この取り組みは、ICTを利用した学びだけでなく、実体験を通じた学びの重要性を再認識させるものといえるでしょう。
COMPASSのビジョン
株式会社COMPASSは「個別最適な学び」を提供するリーディングカンパニーとして、この「キュビナ」を通じて多くの子どもたちに公平な教育機会を届けることを目指しています。AIを活用し、全国170以上の自治体で利用されるこの教材は、子どもたちの基礎学力を効率的に定着させる仕組みを持っています。
このように、太宰府市とCOMPASSの施策が結びつくことで、子どもたちにとってより良い学びの環境が整いつつあります。今後の展開に目が離せません。私たちの未来を創る力を育むため、革新的な教育方法がどのように進化していくのか、引き続き注目していきましょう。