ファミリーマートの新たな取り組み
ファミリーマートは、地域のお客さまと店舗従業員の安全を守るため、クマ対策を強化する取り組みを発表しました。2025年秋から懸念されるクマ被害の拡大を受け、同社はクマ撃退スプレーの導入や野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の試験設置を通じて、安全な店舗環境を作るための新たなステップを踏み出しています。
クマ撃退スプレーの配備
2025年から導入しているクマ撃退スプレーは、最初に約500店舗に設置され、2026年には新たに約300店舗に追加される予定です。合計で約800店舗がこのスプレーを使用可能になり、店舗従業員にも使い方をしっかりと指導します。クマ出没時の対応についてもガイドラインが作成されており、万が一の時に備えた迅速な行動が全店舗で共有されています。具体的には、近隣での出没情報を受けた場合は、自動ドアの電源を切って施錠することで、店内への侵入を防ぎます。また、通行人の避難希望には、店内に導入し安全を確保するというアプローチを取ります。
環境美化の重要性
さらに、クマを寄せ付けないためには、店舗周辺の環境美化も必要です。駐車場の清掃を強化し、食べかすの匂いが残らないようにします。必要に応じてゴミ箱を撤去することもあるため、地域の安全を守るための対策は多岐にわたります。
モンスターウルフの実証実験
新たに導入されるモンスターウルフは、クマを遠ざけるためのオオカミ型の野生動物撃退装置です。この装置は、威嚇音と発光機能を備えており、クマの接近を感知すると自動で作動します。特に50種類以上の威嚇音をランダムに再生し、赤色と青色のLEDで警戒を促します。これにより、店舗周辺にクマを寄せ付けない環境を作り出します。
試験設置は群馬県のファミリーマート日野屋黒保根店で行われ、2026年6月17日から2027年1月15日までの約7ヵ月間を予定しています。この実証実験を通じて、クマ出没時の「未然抑止」効果を検証し、店舗従業員やお客さまにとっての心理的な安全性を向上させることが目的です。音量は周辺環境を考慮して調整されるため、地域の皆様にも配慮された運用がなされます。
45周年に向けた新たな挑戦
ファミリーマートは2026年9月に創立45周年を迎え、これを機に新スローガン「いちばんチャレンジ」を掲げ、地域に愛される店舗作りに挑戦しています。時代に応じた新たな取り組みを進めることで、お客さまにとっての「いちばん」の存在であり続けることを目指しています。このような防犯対策の強化を通じて、ファミリーマートは常に地域社会の安全と安心を守るリーダーシップを発揮しています。
今後の動向にも注目が集まります。