万博で環境教育発表
2025-09-18 11:40:54

唐津南高校の虹の松原プロジェクトが万博で環境教育を発表へ

唐津南高校の虹の松原プロジェクトが万博での発表決定



2025年9月5日、佐賀県の唐津南高等学校の「虹の松原プロジェクトチーム」が、大阪・関西万博で環境教育に関する発表を行うことが決まりました。9月20日に開催される「TEAM EXPOパビリオン」で、唐津を拠点にした環境活動や教育の取り組みが紹介されることになります。この発表に向けて、プロジェクトチームの学生たちは、唐津市長に対してプレゼンテーションを行い、万博出展を報告しました。

プロジェクトの概要



この発表は、唐津市を基盤に活動するNPO法人「唐津Farm&Food」と唐津南高校のコラボレーションによって実現しました。彼らは環境教育(ESD)やサーキュラーエコノミーを主要なテーマとし、世界に向けてその成果を発信する機会となります。

唐津南高校は、最近では海洋プラスチックやネイチャーポジティブに関連するテーマでの取り組みを進めており、さまざまな成果を上げてきました。特に、2025年6月には佐賀県農業クラブ連盟大会で“3冠”を達成。さらに、2024年12月には環境省の「第12回グッドライフアワード」で特別賞を受賞するなど、その活動は高く評価されています。

環境教育の拡充



プロジェクトチームの活動内容は多岐に渡ります。特に、「唐津の宝【虹ノ松原】を未来へ ~唐津南式松原循環プロジェクト~」というテーマのもと、地域の環境保全に積極的に取り組んでいます。この中で、彼らは清掃活動を通じて収集した松葉を利用し、松葉サイダーや松葉ビール、松葉クッキーといった地域特産品の開発を行っています。

さらに、唐津南高校の生徒たちは、プレシャスプラスチックを使って回収されたペットボトルキャップのアップサイクル製品としてオリジナルサングラスを製造するなど、実践的な環境教育を推進しています。これにより、持続可能な社会とサーキュラーエコノミーの実現に向けた大きな一歩を踏み出しています。

万博での体験型ワークショップ



万博では、彼らが開発した商品を展示しながら、清掃活動での経験から生まれた体験型ワークショップも計画しています。参加者は、松ぼっくりを使った可愛らしい消臭アイテム「松ポップリ」を作ることができ、地域の資源を活かしたエコな取り組みを体感できる機会となるでしょう。

未来へつなぐダイナミズム



唐津南高校の虹の松原プロジェクトチームは、地域と学校の強い結びつきを活かして、サステナブルな未来を見据えています。卒業生たちが日中韓環境大臣会合のユースフォーラムに参加し、国際的な場でも活動していることは、その証です。彼らの挑戦は、環境の未来に希望を与えるものとなるでしょう。

このように、唐津南高校の虹の松原プロジェクトチームは、万博での発表を通じて、多くの人々に環境保護の重要性を伝え、未来への持続可能な取り組みについて考えるきっかけを提供します。


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