離島からの新たな就職支援がスタート!
2025年7月1日、沖縄県糸満市に新たにオープンする就労特化B型事業所「WonderKEA(ワンダーケア)」が注目を集めています。この事業所は、大阪を拠点とするReSowホールディングス株式会社が手がける新しい支援の形で、主に障がいのある方々の社会参加を促すことを目的としています。
離島や在宅就労への支援強化
本事業所は、福岡・大阪に続く3拠点目として設立され、特に沖縄の離島特性を考慮した支援を行います。「離島からの就職」をテーマに、地域の特性を生かし、オンラインカレッジを導入することで、通所が難しい方々にも新たな働き方の選択肢を提供します。自分のペースで安心して働く準備ができる環境が整っています。
就労継続支援B型と就労移行支援の融合
「WonderKEA」では、就労継続支援B型と就労移行支援を組み合わせたハイブリッドモデルを採用しています。ここでは、利用者一人ひとりが必要なスキルを段階的に身につけながら、安定した収入を得ることができます。作業を通じて自信を持って働き、未来を切り拓くための支援が行われます。
支援体制とオンラインの活用
沖縄拠点が提供する支援内容は多岐に渡ります。まず、在宅就労支援では、通所が難しい利用者にパソコンを貸与し、自宅で作業や学習をサポート。さらに、月額58,300円の高工賃モデルを通じて、安定した収入を得られる環境を実現します。
加えて、オンラインカレッジを通じて、ソーシャルスキルトレーニングや履歴書作成、PCスキルなどの講座が受講できます。資格取得に関する支援も行い、必要な費用の一部または全額を補助しながら、個別の学習サポートも提供しています。
非常に充実した就職活動支援
また、一般就労への移行を希望する利用者には、履歴書作成指導や面接練習、実際の就業体験を通じて、就職活動を全面的に支援します。このように「WonderKEA」では、ただ単に障がいを持つ方に就労を提供するのではなく、その後のキャリア形成を真摯にサポートします。
名称に込めた想い
「WonderKEA」の名称には、ハワイ語で「白い」「清らか」を意味する“KEA”の言葉が込められています。まっさらなキャンバスのように、一人ひとりが自分の未来を描ける場所であることを願っています。この理念の下、利用者に対する伴走型支援が強調されています。
つながりを育む支援
WonderKEAは「就職はゴールではなく、つながりのはじまり」という理念を掲げています。就職後も利用者とのつながりを大切にし、社会との交流を持続的にサポートします。これにより、「今」の自分から「次」の一歩を一緒に考え、歩む支援が実現します。
事業所情報
- - 名称: WonderKEA 沖縄オフィス
- - 所在地: 〒901-0302 沖縄県糸満市潮平727-1 ni-feよしだビル 3階
- - 電話番号: 098-995-9575
- - 開設日: 2025年7月1日
- - 公式ホームページ: WonderKEA
今後、WonderKEAは沖縄のみならず、全国の障がい者の自立支援に向けた新しいモデルケースとして、多くの方々に希望の場を提供していくことが期待されます。