妖怪提灯展
2025-07-30 15:45:23

八女伝統の妖怪提灯がワンビルに集結!涼しい夏のアート体験

八女提灯の魅力、ワンビルで感じよう



今年の夏、福岡市のONE FUKUOKA BLDG.(通称ワンビル)では、伝統工芸の八女提灯が特別展示されます。8月1日から12日までの期間中、約50灯の妖怪やワンビルオリジナルの提灯が、訪れる人々を涼しげに迎え入れます。このイベントは、地元の伝統工芸の魅力を発信することを目的としており、八女市の伊藤権次郎商店が手掛けた美しい提灯が揃います。

八女提灯は、19世紀初めに誕生した日本の伝統的な提灯であり、その製造技術は『一条螺旋式』と名付けられ、現在も多くの提灯に受け継がれています。2001年には国から伝統的工芸品としても認められ、福岡の文化の一部として高い評価を得ています。今回の展示会では、妖怪が描かれた提灯を中心に、意外なコラボレーションを見ることができ、また新たな魅力を発見できるチャンスです。

この展示の一環として、展示提灯の多くは八女市で1815年に創業した伊藤権次郎商店によって制作されたもので、妖怪提灯は毎年夏に開催される「奇怪夜行」にも参加しています。今年の夏は、その妖怪たちがワンビルに出張し、天神を訪れる皆さまに涼しさをもたらします。

展示期間中の特別イベントも盛りだくさんです。フォトブースでは、妖怪提灯に囲まれた場所で写真を撮影でき、その写真を提示すると、柳川藩主立花邸御花で開催される「奇怪夜行」の入館料が無料になります。これは、この展示の楽しみを増す素晴らしい機会です。

提灯絵付け体験も開催


特に注目すべきは、8月12日限定で行われる提灯の絵付け体験です。高さ約20cmのミニ提灯に自分の好きなデザインを描くことができ、体験後はその提灯をお持ち帰りすることが可能です。参加人数は各回10名限定で、事前申し込みが必要です。絵付けを通じて、福岡県の伝統工芸に直接触れる貴重な機会となるでしょう。

伊藤権次郎商店の代表である8代目の伊藤博紀氏は、提灯をただの工芸品としてだけではなく、新しい文化やアート作品としても昇華させています。この展示を通じて、訪れた人々は日本特有の妖怪文化に心を寄せるとともに、八女提灯の魅力を再発見できることでしょう。

地域の賑わい創出と伝統工芸の普及


ワンビルでのこのイベントは、天神から柳川へのイベント送客を促進し、地域の賑わいを創出する試みでもあります。地元の伝統工芸品を生かした取り組みが、今後も地域の活性化に寄与することが期待されています。伝統と現代が交差するこの特別な空間で、訪れる人々は涼しさを感じながら、日本の文化について学び、楽しむことができるでしょう。

妖怪の不思議な魅力と共に、八女提灯の奥深い世界を体験できるこの贅沢な機会をお見逃しなく!


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