NPO法人わくわーくの地域づくりへの挑戦
北九州市で活動するNPO法人わくわーくは、2010年の設立以来、地域の多世代交流を促進するための拠点づくりに取り組んでいます。この団体は15年間にわたり、様々なバックグラウンドを持つ人々が安心して集まれる場所を提供しきました。最近、その取り組みが公益財団法人SONPO福祉財団からの2025年度社会福祉事業NPO基盤強化資金助成に選ばれ、さらなる発展を目指しています。
組織の歩みと理念
わくわーくは、「誰もが安心して集える場所をつくりたい」という思いからスタートしました。障害者の就労支援や生活支援、子どもが様々な経験をする場の提供、子育て中の親がほっとできる空間づくりなど、地域内での“つながり”を築いてきました。また、地域の人々が「ここでいい」と感じられる居場所を作ることで、愛着ある地域社会の形成に寄与しています。
この15年の活動の中で、「くるくる」は自然に人々が集まり、互いに助け合い、学び合う“地域の縁側”として機能してきました。この交流スペースでは、地域住民が自由に出会い、つながることができ、多様な活動の基盤となっています。
助成採択の意義
今回の助成金は、わくわーくが今後の活動を持続可能にするための重要な資金源となります。具体的には、以下のような基盤強化に活用される予定です。
- - 組織運営の可視化と仕組みづくり: 効率的な運営体制を整え、活動の透明性を確保します。
- - 多世代交流スペースの運営強化: より多くの人々が利用できるよう、設備やプログラムを充実させます。
- - 地域住民・企業・行政との協働促進: 地域全体での連携を強化し、社会的責任を共有します。
- - ボランティア・プロボノの受け入れ体制整備: 多様な人材の関与を促し、地域社会の活性化に繋げます。
わくわーくは、この助成を機に、これまで育ててきた「つながり」を今後10年、20年と続けていくための大きな一歩を踏み出します。
学生が生み出した新しいステージ
また、九州職業能力開発大学校と大英産業が共同で進める「COCORiNOVE(ココリノベ)」プロジェクトも注目されています。この取り組みでは、学生が地域課題に向き合いながら実践的に学び、地域の未来を形成するための次世代の活動です。2年目の今年、学生たちは「くるくる」の利用促進のための小上がりを設計・制作しました。これは地域の集いや子どもたちの発表、音楽イベント、ワークショップなど、多くの場面に活用が期待される新たな交流スペースです。
この小上がりは、「こころも可能性もひらける場」としての役割を果たし、北九州市の地元材であるKiTAQ WOODを使用している点も注目です。
関連イベントの開催
さらに、近日中には「春を呼ぶ バレンタインコンサート~街角リードオルガンと歌と。。~」が開催されます。2月14日(土)14:00から「くるくる」で行われるこのコンサートでは、福田のぞみさんによるリードオルガンの演奏と、式部いろはさんの美しい歌声が披露されます。素晴らしい音楽と共に、心温まるティータイムも用意されています。
これらのイベントは、NPO法人わくわーくが目指す“出会いが生み出す嬉しい企画”を体現したものであり、地域の交流をさらに深める機会となるでしょう。このような活動を通じて、わくわーくは引き続き地域のつながりを強化し、すべての人々が安心して暮らせる社会の実現に向けて努力していきます。
詳しい情報は、わくわーくの公式サイトやSNSを通じて発信されていますので、ぜひご覧ください。