ESG分析に新機能
2025-05-19 10:58:28

aiESG、ESG分析サービスに生物多様性影響分析を追加

aiESGが生物多様性影響分析をESGサービスに導入



福岡市博多区に本社を構える株式会社aiESGは、ESG分析・評価サービス「aiESG Consulting」に新たに「生物多様性影響分析」を追加したと発表しました。このサービスは、企業の持続可能な活動を支えるために設計された重要な分析項目です。

aiESGとESG Consulting



aiESGは、九州大学のアカデミアから生まれたAI技術を駆使したスタートアップ企業で、企業向けに包括的なESG分析と評価を提供しています。「aiESG Consulting」は、企業のESG取組みやサプライチェーンの影響を多角的に評価し、最適なソリューションを提案することを目的としています。国際的に認められたデータベースと独自開発のAIを融合させ、企業のニーズに対応した柔軟なサービスを展開しています。

生物多様性とその重要性



生物多様性は、地球上のすべての生物の多様性や相互のつながりを示す概念で、生態系、種、遺伝子という三層に分けられます。人間を含むすべての生命は、自然界の多様性に依存しており、食料や気候調整など多くの恩恵を享受しています。このため、生物多様性の保全は持続可能な社会を実現する上で不可欠です。

生物多様性は主に以下の4つのカテゴリーに分類されます:
  • - 供給サービス:食料や水、木材など、人間が直接利用する資源の提供。
  • - 調整サービス:気候安定化や水浄化、病害虫制御など自然のプロセスによる環境の維持。
  • - 文化的サービス:観光や教育、精神的充足など文化的な恩恵。
  • - 基盤サービス:土壌形成や栄養循環など、他のサービスを支える自然プロセス。

しかし、近年の気候変動や開発の圧力によって生物多様性が急速に失われています。これに対処するために、aiESGは新たな分析手法を導入しました。

生物多様性影響分析の内容



今回の生物多様性影響分析は、企業が自社の自然資本の依存と影響を把握するための鍵となります。具体的には、投資家や金融機関の情報開示時にも役立つ、初期段階のリスク把握と影響度の可視化が可能です。また、Scope3分析を通じて生物多様性への定量的な評価を行います。

分析対象として以下の領域が含まれます:
  • - GHG排出量:温室効果ガスの排出に関する影響。
  • - 水資源消費:水の使用状況による生物多様性への影響。
  • - 土地利用:土地の占有や改変とそれによる影響。
  • - 水質汚染:水の富栄養化による影響。
  • - 土壌酸性化:土壌の変化が生態系に及ぼす影響。

企業のESG対応の必要性



企業の生態系や生物多様性に関する指標が重要視されている中、特に東証プライム上場企業においてもESGに関する取り組みが加速しています。2023年9月に公表されたTNFDの最終提言を受け、多くの企業が情報開示に向けて動き出しています。

企業の責任者や関係者の皆様におかれましては、aiESGの新たな生物多様性影響分析を活用し、持続可能な経営を目指していただきたいと考えています。詳細については、弊社特設サイトをご覧いただければ幸いです。

aiESGに関する情報



株式会社aiESGは、持続可能な社会の実現を目指し、製品およびサービスレベルにおけるESG分析を通じて、企業のお手伝いをしています。当社のコーポレートサイトもぜひご覧ください。より詳しい情報やご相談は、特設サイトやコンタクトフォームをご利用ください。


会社情報


  • - 会社名:株式会社aiESG
  • - 本社所在地:福岡市博多区博多駅前 1-15-20 NMF博多駅前ビル 2階
  • - 設立:2022年7月
  • - 代表者:馬奈木 俊介
  • - 事業内容:ESG分析事業
  • - HPaiESG公式サイト


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