三池港の発展に向けた新たな一歩
福岡県と大牟田市は、県南地域の重要な物流拠点である三池港のコンテナ貨物取扱量を増加させ、港の利用促進を進めています。この度、福岡県と阪神国際港湾株式会社が「ブルーアライアンス港」という提携に関する覚書を締結しました。この提携により、三池港と阪神港を結ぶ国際フィーダー定期航路の活用が図られています。
「ブルーアライアンス港」とは
「ブルーアライアンス港」は、国際フィーダー定期航路の利用拡大を目的にした取り組みで、阪神港を管理・運営している阪神国際港湾と、その他の港湾管理者や港振興団体が連携することで、共同のポートセールスや情報共有を強化するものです。これにより、物流の効率化が期待されています。
提携の意義
この覚書には、ポートセールスや関連活動における相互の連携・協力が含まれており、具体的には、三池港へのコンテナ貨物の増加を促進するための支援制度が設けられています。加えて、令和7年8月23日には三池港を基点とした国際フィーダー航路が新たに開設され、神戸港を通じて国内外の港とのアクセスが向上しています。内航船が毎週1便、土曜日に寄港しており、物流事業者にとっても魅力的な選択肢となっています。
利用促進活動
福岡県はこの新しい航路の開設以降、三池港の周辺地域や主要都市である東京や大阪において、ポートセールスを実施し、港の利便性をPRしています。また、セミナーを開催し、物流関係者とのネットワーク構築にも力を入れています。これらの活動は、三池港を選ぶ荷主企業を増やすための重要なステップとなっています。
提携の背景
福岡県は、阪神国際港湾株式会社との連携をさらに深めるため、この提携に至りました。今後もさらなる港湾の利用促進を目指し、荷主企業や物流事業者のニーズに応える環境を整備していく方針です。その結果、三池港はますます競争力を高め、福岡県の経済成長に貢献することが期待されています。
提携によるメリット
「ブルーアライアンス港」提携により、阪神港から三池港を利用する荷主企業に対する支援条件が拡充されます。
- - 支援期間が1年間から3年間に延長
- - 年間の最低輸送貨物量が20TEUから10TEUに引き下げられ、より多くの企業が支援を受けやすくなります。
具体的には、国内の他港から三池港への転換を行う場合、1TEUあたり25,000円の支援が受けられるほか、モーダルシフトを選択した場合も1TEUあたり6,000円の支援が受けられます。
このように、三池港は今後も地域の物流の中心として、さまざまな取り組みにより発展を続けていくことでしょう。物流事業者や荷主企業にとって、三池港を選ぶメリットが増えることで、さらなる活性化が期待されます。