不織布の品質革新
2026-07-02 12:54:15

八光オートメーション、ミリ波センサーで不織布の品質を革新

八光オートメーションが新たに導入したミリ波センサー



2023年7月1日、八光オートメーション株式会社が革新的な不織布の品質管理を実現するために「ミリ波センサーEM SENSE RF-M801」を正式に発表しました。このセンサーは、自動車の衝突防止用レーダー技術を応用したもので、従来の重量測定を非接触・非破壊で行うことが可能です。これにより、不織布やフェルト、グラスウールの品質を生産ラインでリアルタイムに管理できるようになります。

生産途中での目付け量の可視化



不織布の特性を左右する「目付け量」は、1m²あたりの重さを意味し、これは製品の性能に直結します。フィルターの場合、この目付け量が捕集効率や通気抵抗に影響を与え、断熱材ではその断熱性能に影響を与えます。しかし、従来の製造現場では最終製品の重量測定によってのみ目付け量を管理しており、生産中の品質のばらつきに気づくことが困難でした。この新しいセンサーは、その場で目付け量を測定することで、ばらつきを早期に発見し、品質管理を強化します。

放射線を使用しない安全な技術



EM SENSE RF-M801は放射線を一切使わないため、有資格者や管理区域を必要とせず、既存の生産ラインにも後付けで簡単に導入できます。これにより、メーカーはすぐに新技術の恩恵を享受できるようになります。生産ラインでの安全性が確保されているため、スタッフの負担も軽減されます。

具体的な特長



このミリ波センサーの特長の一つは、リアルタイムでの計測と解析ができる点です。生産ライン上での目付け量の管理が可能になり、不良品が発生する前に対策を講じることができます。また、温度や材料の変動に対しても柔軟に対応できる設計となっています。

  • - 計測対象: 不織布、フェルト、その他のシート状素材(最大50mmの厚みまで対応)
  • - サンプリング速度: 100msecと高速
  • - 非接触・非破壊計測: 製品を傷めることなく行うことが可能
  • - コンパクト設計: これまでの重量測定機器が占めていたスペースを大幅に削減

製造業へのインパクト



製造業は、コスト削減や人手不足に直面しています。このような中で、EM SENSE RF-M801の導入は歩留まりの改善や、不良品の発生を減少させつつ、材料の廃棄を最小限に抑える助けとなります。特に高付加価値素材である不織布の品質を安定させることで、企業の競争力を高めることにも寄与します。

この新技術が、製造業界にどのような変革をもたらすのか期待が高まっています。八光オートメーションは、今後も製造業のニーズに応じた革新的な解決策を提供し続けるでしょう。導入を検討される企業は、事前に無料のテスト計測を実施することができるので、まずはお問い合わせください。

会社概要



八光オートメーション株式会社は、福岡県粕屋町に本社を置いているエンジニアリング企業です。生産設備や制御システムの設計から検査装置の開発・販売までを手がけ、さまざまな産業のお客様の課題解決を支援しています。特に近年では、製造ラインの自動化や品質管理の重要性が増しており、同社の技術がそのニーズに応える形で進化しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。


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