音が創り出す新たなウェルビーイングとブランディング体験
音という存在が、私たちの生活においてただのBGMではなく、心地よさや豊かな体験をもたらす「空間の設計」であることを再認識する時が来ています。InstagramやSNSにあふれる情報に疲れた現代の私たちにとって、「音のブランディング」や「音のデザイン」は、静かに心を癒やし、新たな幸福感をもたらす手法として注目されています。特に、アメリカ在住のサウンド・プロデューサー、イクイ・ミナトは、その第一人者として日本にやって来ます。
音を通して感じる空間の可能性
イクイ・ミナトは、世界各地のラグジュアリースパやアートギャラリー、そしてVIPラウンジなどで、聴覚を中心にした空間体験を提供する活動を行っています。彼女の専門は、細かなリズムやグルーヴの重なりによって、聴く人の心を振動させる音のデザイン。彼女はそれを「サウンドウェルネス」と名づけ、音楽と心理学を結びつける試みを続けています。
彼女の創る音楽は、私たちの日常に潜む「音の気配」をデザインし、賞や経験を重ねて作り上げています。たとえば、ラウンジの机とコップが当たる音も、音楽の一部として組み込まれ、聴くことで身近に感じる温もりを届けます。さらに、最近の研究によれば、特定の音楽や周波数が脳や自律神経に良い影響を与えることが示されています。
新たなトークイベントの開催
そんな彼女が、日本初のトークイベント「音と映像ー感性でつながる時間ー」を福岡・心斎橋のラウンジで開催します。2025年7月20日(日)、参加者は、彼女が自身の音楽の哲学を直接聞く滅多にない機会となります。参加は、ラウンジ専用BGM入り音楽カードを購入した方に限られ、特別な体験を提供します。
会場となる「心斎橋PARCO」のラウンジでは、視覚や触覚とともに、聴覚による新たなブランド体験が展開されます。選ばれたゲストのみが体感できるこのラグジュアリー空間は、ただ音を聴くのではなく、五感全てを開放する空間です。
音による新たな自己発見
イベントでは、「自分だけのビートに出会う」ワークショップも行われます。周囲と比較することなく、自らの内なる声や感情に耳を澄ませる時間。この新しい試みは、自己肯定感を高め、自分の音を感じ取る貴重な体験となるでしょう。
このイベントを通じて、イクイ・ミナトの音楽とともに、私たちの生活空間にどのように音が色付けされているのかを体感することができます。周波数の振動を感じ、空間の持つ力を再発見する時間が待っています。
私たちの耳に音がどのように響き、どのように心を豊かにしているのか、彼女の言葉から学ぶことができる貴重なチャンスです。
静かに、しかし力強く響く音楽の時代が、今ここにあります。新しい音の体験が、私たちの心と空間を結びつけていることを感じさせてくれるイベントになることでしょう。