宇宙ビジネスの未来
2025-10-20 15:47:35

鹿児島で宇宙ビジネスの未来を拓く「Space Business Meetup」開催

鹿児島で宇宙ビジネスの未来を拓く「Space Business Meetup」開催



2025年10月15日、九州鹿児島のクリエイティブ産業創出拠点「マークメイザン」にて、株式会社Space Food Lab.が主催する「KAGOSHIMA Space Food Night - 宇宙が拓く、九州・鹿児島の食の未来 -」が開催されました。このイベントは、鹿児島県内の企業経営者や自治体関係者、さらには全国の宇宙ビジネスに関わる専門家が集まり、地域の事業者たちが宇宙の視点から未来を描くことを目的として企画されました。

宇宙社会がもたらす変化


イベント冒頭では、宇宙社会が近い将来に現実となることを共有し、参加者に「10年後、20年後のあなたの会社、あなたの地域の未来像を描けていますか?」と問いかけました。この問いは、参加者に自身のビジネスや暮らしが変わっていく様子を想像させ、未来からの視点で現在を見つめ直すきっかけを与えました。魅力的な未来像を持つことができれば、優れた人材や投資を惹きつけ、地域の活性化に繋がるというメッセージも強調されました。

地域の食材を生かした「Handy Eats プロジェクト」


当日は、宇宙視点から派生した「Handy Eats プロジェクト」の試作品も披露されました。このプロジェクトの狙いは、片手で気軽に食べられるスタイルを提供しながら、環境への配慮も忘れないエコロジカルなパッケージを実現することです。地域の食材や企業の技術を生かし、持続可能な食体験を楽しむことが期待されています。

参加者の熱気と交流


イベントに参加した事業者の声から、地元鹿児島の特色を生かした新商品の開発意欲が感じられました。例えば、(株)コーセンの吉留竜太代表は「今回の参加で新商品が生まれ、次の展開に繋がるきっかけができた」と語りました。また、(有)島田屋の島田秀樹代表は、自社の出汁製品を宇宙に届けるための具体的なアイデアが生まれたと説明。吉留氏や島田氏のように宇宙をキーワードにした新たな商品開発の可能性が多くの参加者の中で論じられました。

主催者の思いと地域の未来


主催者である(株)Space Food Lab.の取締役、菊池優太氏は「鹿児島の企業や自治体が集まり、宇宙視点で地域の未来を描く場として非常に意義のあるものだった」と振り返ります。地方の企業が未来に向けてどのように挑戦し、成長をしていくのか、その第一歩をここから踏み出したいという思いが伝わってきました。

九州宇宙ビジネスキャラバンへの参加


さらに、翌日の10月16日には「九州宇宙ビジネスキャラバン2025鹿児島」にも参加し、Space Food Lab.の持つビジョンや地域の取り組みを紹介。宇宙ビジネスの展開を通じて九州全体の可能性を再認識し、参加企業とのさらなる連携を図る機会を得ることができたと言います。

株式会社Space Food Lab.について


このように、Space Food Lab.はフードプロデュースや社会実装事業を通じて、地域資源を最大限に引き出し、持続可能な未来を創り出すことを目指しています。自治体向けの講演や各種イベントを通じて、地域の食文化や資源を発信し、宇宙視点での新たなビジネスモデルを構築するためのサポートを行っています。

今後も、地域の企業や関係者たちとともに、新たな宇宙ビジネスの可能性を追求していく取り組みを続けます。


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