北九州の新たなリサイクル体験「Rebit BOX」
2025年12月19日(金)、北九州市にて「知って!使って!国家戦略特区活用セミナー」が開催されます。本セミナーでは、リビットジャパンが開発した資源循環スマートボックス「Rebit BOX」の展示が行われ、参加者はこの新しいリサイクルシステムを直接体験することができます。
Rebit BOXとは?
「Rebit BOX」は、持続可能な社会を目指すためにデザインされたスマートなリサイクルボックスです。近年、廃棄物の削減と資源の有効活用が世界的な課題となっている中、この製品は地方自治体や企業と連携することで、地域のリサイクル促進を図ることを目的としています。
AI判別機能
このボックスの最大の特徴は、AIを活用した判別機能です。異物が混入することでリサイクルの品質が低下しないように設計されており、使用者は安心してリサイクルを行うことができます。
ポイント還元システム
利用した分に応じて「Rebitポイント」が付与され、これらのポイントは日常生活で使える他のポイントに交換可能です。このシステムにより、市民が手軽にリサイクルに参加できる環境が整えられています。
GHG削減の見える化
「Rebit BOX」に投入されたリサイクルデータは、ブロックチェーン技術によりNFTとして管理され、企業のESG報告やCSR活動に利用可能な形で可視化されています。これにより、企業は社会貢献度を測る新たな指標を得ることができます。
災害時の地域支援
災害が発生した際には、地域のWi-Fiを開放し、避難情報の配信や音声案内を通じて住民の安全を守る機能も備わっています。このように、「Rebit BOX」は単なるリサイクルボックスに留まらず、地域社会の安全と環境保護にも寄与します。
セミナーの詳細
開催概要
- - 日時: 2025年12月19日(金) 13:00 - 16:00
- - 場所: 九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町1-1)
- - 形式: ハイブリッド開催(会場参加 & オンライン配信)
- - 定員: 会場70名 / オンライン500名(先着順)
- - 参加費: 無料
本セミナーの目的は、特区制度を利用して持続可能な取り組みを広めることです。リビットジャパンはこの施策を通じて、地域の環境保護活動を強化し、市民の利便性を高めることを目指します。
今後の展開
「Rebit BOX」の設置は2025年12月1日から始まり、北九州市内の6箇所に設置予定です。対象となるリサイクル品目は、ペットボトル、アルミ缶、段ボールなど再資源化可能なものです。さらに、2026年4月以降には福岡県全域へと展開を拡大していく計画です。
期待される効果
- - 市民の利便性向上: 簡単にリサイクル体験ができ、地域との連携が深まります。
- - 資源循環促進: 北九州市独自の取り組みで、環境への負荷を減少させます。
- - 地域の価値向上: ESGやCSRの推進により、地域全体の魅力がアップします。
リビットジャパンが主催し、地域の企業や団体が協力して進めるこのプロジェクトは、循環型社会の実現へ向けて大きな一歩を踏み出すものです。皆さまの参加を心よりお待ちしております。