コマースメディアがGlobal-e社との提携を発表
2023年、コマースメディア株式会社(東京都豊島区、代表取締役:井澤孝宏)は、Global-e Japan株式会社(東京都中央区、代表取締役:ラン・アルモグ)とのパートナーシップを締結したことを発表しました。この提携により、海外向けのEC運営代行サービスを提供し、日本の事業者がスムーズに海外市場に進出できる環境を整えることが目的です。
グローバルEC市場の重要性
近年、グローバル市場におけるECの成長は目覚ましく、特に日本の事業者にとって、海外市場へ進出することは戦略の一環としてますます重要性を増しています。しかし、言語や決済手段、各国の規制、税務処理、物流など、国によって異なる多様な障壁が存在し、これらを克服することが成功のカギとなります。
これまでの取り組み
コマースメディアはこれまで、国内のEC事業者に向けて、Shopifyを利用したECサイトの構築や運営支援を行ってきました。また、海外市場へ展開を希望する事業者に対しても、必要なバックエンドの整備やローカライズ対応などの支援を行っています。今回のGlobal-e社との提携によって、さらなるサポート体制を強化します。
海外運営代行サービス
この新しいパートナーシップに基づき、コマースメディアは海外EC市場向けの運営代行サービスを開始します。具体的には、現地の市場にフィットした運営体制の構築、カスタマーサポートの代行、受注業務のサポート、さらには、販売後の市場分析まで、幅広く支援します。このサービスを利用することで、企業は海外市場での成長をより速やかに実現できるようになります。
提供されるサービス
提携により提供される具体的なサービスは以下の通りです:
- - Global-eのソリューションの導入:多言語対応、現地通貨決済、税金や関税計算など、全方位的な越境EC機能を提供します。
- - ECストアの構築:Shopifyを使用した海外向けのECストアの設計と、運営体制を整備します。
- - 運営代行サービス:多言語でのストア運営やカスタマーサポート業務を代行します。
- - 物流・配送支援:海外出荷における物流や配送スキームの構築をサポートします。
- - 市場分析:データを活用した販売後のターゲット市場の分析も行います。
代表者のコメント
コマースメディアの井澤孝宏代表は、次のように述べています。「グローバルEC市場が急成長している中、海外で安定して成長するにはバックオフィス業務を統合することが不可欠です。Global-e社のソリューションは、こうした課題を解決する強力なパートナーです。私たちはこの提携を通じて、多くの企業が海外市場に挑戦できる環境を整えていきたいと考えています。」
また、Global-e Japanのラン・アルモグ代表も「コマースメディア社との提携は、日本ブランドに向けたグローバルECソリューションの展開を一層強化するものです。シームレスなショッピング体験を提供できるよう、力を合わせて支援していきます」と期待の声を寄せています。
まとめ
コマースメディアとGlobal-e社との提携は、日本のEC市場の国際化に向けた重要な一歩となることでしょう。日本の事業者が直面する障壁を乗り越え、世界的な市場での競争力を強化するための新たなサポート体制が築かれることが期待されます。