子どもたちの好奇心を引き出す!久留米工業大学の「スケスケ展2」出展挑戦記
福岡県久留米市の久留米工業大学が、2026年7月に愛知県名古屋市のFUJIなごや科学館で開催される「スケスケ展2」への出展を目指し、大学院生と大学生それぞれ10名のチームを結成しました。この展示物は、子どもたちに科学技術を体感してもらうためのものであり、知的好奇心を刺激する内容に仕上げられる予定です。
プロの基準に挑む「ひまわり」チームの結成
今回のプロジェクトは、工学系の異なる学科の学生が協力して進められています。その名も「ひまわり」というチーム名は、主役であるギアがひまわりの花に似ていることに由来しています。チームは各自の専門性を活かし、展示物のデザインや試作を進めています。この取り組みは、プロの品質基準に基づいて行われるものです。
なお、久留米工業大学は、前回の「スケスケ展」にも参加しており、同展の初回では「ノリモノに詳しい大学」として、自動車のエンジンやギア、タイヤに関する展示物を作成しました。今回もその評価に基づいて製作依頼が降りかかりました。
学生たちの役割と成長
「ひまわり」チームは、以下の役割に分かれており、それぞれの強みを活かしています。
- - リーダーシップ: 工学研究科の大学院生がチーム全体の進捗管理やサポートを担当
- - 精密機構設計: 機械システム工学科と交通機械工学科の学生がCADを用いた設計を担当
- - 物理的構造組み立て: 建築・設備工学科の学生が木材加工や組み立てを行う
- - 子ども向けの表現: 教育創造工学科の学生がパネルの文言や見せ方を考案
大学院生は「このプロジェクトでは、何もないところから自分たちで考え、形にしていく楽しさと難しさを体感しています。特に多くの子どもたちが触れるものを作るという責任感を感じています。」と語ります。コロナ禍の影響で十分な実体験ができなかった過去の経験から、このプロジェクトに参加する意義を強く感じているとのことです。
展示物制作の厳しさと意義
指導役の梶山助教は、「展示物の完成だけに留まらず、学生たちに社会とのつながりやプロフェッショナルと共に仕事をする経験も提供したい」と話しています。プロジェクトでは、異なる学科の専門性を一つに結集させることで、より魅力的で安全な展示物を目指しています。
さらに、学生は納期や品質、安全性の確保といった仕事の厳しさを実感することが求められます。大学の授業では得られない緊張感の中で、「社会で通用するスキル」を身につけることが期待されています。このような経験は、彼らの成長を促し、企業からの評価にもつながるでしょう。
公式サイトでの連載レポート
久留米工業大学では、公式HPを通じて、プロジェクトの進捗をレポートとして発信していく予定です。「スケスケ展2」の開催に向けて、学生たちがどのようにプロの基準に挑み、課題を克服していくのかを、興味深く見守っていきましょう。
学生たちの挑戦が、未来の技術者やクリエイターたちを育む大きな一歩となることを期待しています。