くら寿司が宍道小学校で「お寿司で学ぶSDGs」出張授業を開催

くら寿司がとり組む「お寿司で学ぶSDGs」出張授業

くら寿司株式会社が、一般社団法人海と日本プロジェクトinしまねとの共催で、2025年11月13日(木)に宍道小学校で「お寿司で学ぶSDGs」という出張授業を行います。このプログラムは、次世代を担う子どもたちを対象に、海や食に関する大切なテーマを学ばせることを目的としており、特に海洋環境や食品ロスの問題に焦点を当てています。

出張授業の背景

近年、漁業資源の減少や食品ロスに関する課題が顕著になってきています。これに対処するためには、次世代にその必要性を理解してもらうことが重要です。この出張授業では、「海の恵み」を未来につなげる行動を考えることができる機会を提供します。プログラムは、SDGsの目標12や14を中心に構成され、子どもたちが積極的に参与できる内容になっています。

この授業においては、海と日本プロジェクトinしまねが行った「隠岐めしと歴史探険隊」と連動した学びもあります。過去には、隠岐諸島での体験学習を通じて、地域の漁業や海産物の歴史について子どもたちに紹介しました。こうした体験を通じて、子どもたちは地元の自然資源の重要性を認識できるのです。

授業の内容

出張授業は3つのセッションに分かれており、楽しみながら体験的に学べる内容となっています。

1. 未来ではお寿司が食べられなくなる!?

このセッションでは、映像や魚の模型を使用し、海洋資源の現状をわかりやすく解説します。子どもたちは、漁業業界が直面する資源の減少や担い手不足、気候変動にどのように影響を受けているかを学びます。

2. お寿司屋さん体験をしよう！

くら寿司のオリジナル教材を使用した「お寿司屋さん体験ゲーム」を通じて、子どもたちが実際の店舗運営を体感します。ここでは、過剰提供や廃棄がもたらす影響を認識し、食品ロス削減や資源の有効利用の重要性を理解します。

3. 解決案を考えよう！

最後のセッションでは、グループでのディスカッションを行い、子どもたちが「どうすればお寿司を未来も食べ続けられるか」というテーマについて意見を出し合います。低利用魚の活用法やICTを用いた食品ロス対策など、さまざまな解決策を考え、発表します。

授業後のプログラム

授業終了後には、松江市立宍道小学校でのその後の出張授業も計画されています。他の学校でも、同様のテーマでの学びを深める機会が提供される予定です。

取材ならびにイベント情報

授業の詳細や取材に関する情報は、下記のURLでも確認できます。ご興味のある方はぜひ、公式ウェブサイトをご覧ください。
くら寿司公式ウェブサイト

学生たちが未来の海や食について深く考えるきっかけとなるこの出張授業に期待が高まります。地域の食文化と持続可能な社会について真剣に考える子どもたちの姿は、私たちの未来を担う大きな希望です。