生理をオープンに語る！春日市で開催されるフェムケアデイの魅力

福岡県春日市で開催「フェムケアデイKASUGA」

生理に関するタブーを打破し、知識を深めることを目的とした「フェムケアデイKASUGA」が、福岡県春日市のアクロスモールで6月14日（土）に開催されます。このイベントは、男女共同参画週間に合わせた事業の一環で、女性の健康問題について幅広く学ぶ貴重な機会となっています。

生理についての現状

内閣府の「男女共同参画白書」によれば、20代から50代の女性に多く見られる特有の健康問題として、月経不調があげられます。実際に、月経のある女性の約8割が生理に関する不調を抱えており、それが仕事や家庭生活にまで影響を及ぼしているという調査結果が出ています。しかしながら、この重要なテーマについてはオープンに話題にしにくいのが現状です。特に、男性が生理について知る機会は少なく、認識の差が大きな課題となっています。

フェムケアデイの内容

ステージイベント

イベントでは、午前11時から「タブー視しない！生理と上手に付き合う方法」というテーマで講演会が開催されます。講師には、つみき助産院の院長である松藤美由紀さんが登壇します。生理に関する知識や理解を深めるための有意義な講演が期待されます。

その後、正午からは「パパも知りたい、女性の健康本音トーク」というトークイベントが予定されています。松藤さんに加え、ファザーリング・ジャパン九州の内海良介さんがパネリストとして参加します。女性の健康問題について、男性の視点からの意見も交えた貴重なトークが展開されることでしょう。

このステージイベントは予約が可能で、先着30名には粗品がプレゼントされる特典もあります。

展示・体験コーナー

また、展示・体験コーナーでは、様々なアクティビティが用意されています。具体的には、妊婦体験や生理に関するクイズ、さまざまな生理グッズの展示、自分のモヤモヤを書き込むコーナー、生理かるたなどがあります。特に妊婦体験（所要時間10分）は事前予約が必要で、対象は中学生以上の65歳未満となっています。足腰に不調がない方に限られていますので、興味のある方はお早めにご予約ください。