全国47都道府県で開催される「まるごと通信制フェスタ2025」の魅力とは

通信制高校の合同説明会「まるごと通信制フェスタ2025」が、2025年の10月に全国47都道府県で開催されることが決まりました。このイベントは、通信制高校に興味がある中学生や高校生、さらにはその保護者にとって、進学先を考える貴重な機会となります。

通信制高校の現状

近年、通信制高校の生徒数は増加の一途を辿り、2025年にはその数が30万人を超えると予測されています。これは高校生の約10人に1人が通信制高校に在籍していることを意味します。この背景には、個々の学習スタイルや目的が多様化したことが大きく影響しています。スマートフォンの普及により、自分のペースで学べる環境が整ったことも要因の一つです。これまで不登校経験者のための選択肢とされていた通信制高校ですが、今やさまざまなバックグラウンドを持つ生徒が在籍しており、高校進学の新たなスタイルとして注目されています。

「まるごと通信制フェスタ2025」の目的

この合同説明会は、通信制高校を検討している生徒や保護者のために、各校の特色を深く理解し、比較できる貴重な機会を提供します。2024年度に行われた同イベントでは、3万人以上の方々が参加し、「進路選択の視野が広がった」や「大学進学に強い通信制高校を知れて良かった」といった声が寄せられました。このような熱心なフィードバックがあったため、今回も全国47都道府県での開催が決定したのです。

イベントの特長

「まるごと通信制フェスタ2025」は、オンラインで開催されるため、全国どこからでも参加が可能です。参加者は自宅からリラックスして、さまざまな高校の魅力を知ることができます。イベントの主な特徴を以下にまとめました。

1. 自宅から気軽に参加
PCやスマートフォンがあれば、カメラやマイクをOFFにした状態で簡単に参加できます。

2. 効率的な情報収集
各通信制高校が15分間で自校の特徴をプレゼンテーションするため、短時間で多くの情報を得ることができます。

3. エリア別開催
全国を47のエリアに分けて開催するため、地元エリアに通える学校を見つけやすく、参加しやすい仕組みが整っています。

開催日時と参加費

「まるごと通信制フェスタ2025」は、2025年10月11日から26日にかけて、各エリアで順次開催されます。参加は無料で、対象は中学生、高校生、その保護者や教育関係者です。

イベントの公式サイトでは、各地域ごとの開催日程が詳しく案内されており、エリアによって登壇する学校も異なるため、興味のある方はサイトをチェックすることをおすすめします。