桐家具の秘密
2025-04-21 12:11:20

桐家具の実力を温湿度データで実証!その性能の真価に迫る

桐家具の収納性能を実測!



福岡県大川市を拠点とする株式会社大川家具ドットコムが、桐やヒノキを使用した木製家具の収納環境としての性能を明らかにするため、実測調査を実施しました。

このプロジェクトでは、2025年の4月11日から17日までの7日間、各種収納具に防水型温湿度計を設置して、1時間ごとに温度と湿度のデータを記録しました。対象とした家具は、当社の「総桐クローゼットチェスト」、「蓋式桐衣装ケース」、そして「なごみチェスト(ヒノキ前板)」です。また、市販のプラスチックケースや不織布ケースとも比較し、収納性能の違いを客観的に観察しました。

実験結果の概要



実験の結果、最も温度・湿度の変動が少なかったのは「なごみチェスト」であり、温度の変動幅はわずか2.15℃、湿度の標準偏差は0.93%でした。このモデルは前板にヒノキを使用しながらも、非常に高い安定性を示しました。この優れた性能は、引き出しの構造精度と密閉性の良さから来ていると考えられます。

なごみチェスト

他の家具との比較



「なごみチェスト」以外でも、桐製の「総桐チェスト」や蓋式の着物ケースも高い安定性を示しました。具体的には、総桐チェストの湿度変化は59~65%、蓋式桐衣装ケースは56~65%でした。これらの結果からも、外部環境に対する優れた耐性が確認できました。

一方、引き出しにレールが付いた「アイクーリチェスト」では、隙間が多く、密閉性が低下しているため、温湿度の変動が大きい結果となりました。

また、プラスチックケースや不織布のケースでは、温度と湿度が非常に不安定であり、プラスチックケースの湿度は54~71%の範囲で変動し、不織布のケースは50~70%という結果が出ました。これらの変動は、収納物に対するストレスを示唆しています。

実験の意義



この調査は、「家具の素材・構造が収納環境に大きな影響を与える」ことをデータをもって示した重要なもので、今後も実験は続けていく予定です。特に、湿度が高くなる梅雨の時期に再度検証を行うことで、さらなる理解を深めていく考えです。

詳細な実験内容については、弊社のブログにて公開しています。

会社の紹介



株式会社大川家具ドットコムは、福岡県大川市のインターネット家具ショップです。家具産地・大川のものづくり文化を背景に、「長く愛される、信頼できる家具」の提供を目指しています。当社は、流行に左右されないスタンダード家具を厳選し、「安心して、永く使える家具」を全国に届けています。

これからも繊細な木製家具の魅力を発信しつつ、収納性能の向上に努めてまいります。

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