名建築「聴竹居」を知る貴重な機会
2025年12月8日、「聴竹居」という素晴らしい名作住宅について語るトークイベントが大阪で開催されます。このイベントは、建築と写真の両方の側面から、聴竹居の魅力を掘り下げる貴重な機会となります。
このトークイベントは、「聴竹居」の著者である小林浩志氏と、この作品の監修者である松隈章氏によって行われます。二人は、建築家藤井厚二の誕生日にあたるこの日、聴竹居の新たな魅力を語り合います。特に、小林浩志氏は「聴竹居」を撮影した300点以上の写真をもとに、観客に新しい視点からの感動を伝えます。
聴竹居の背景
「聴竹居」は、日本の建築界において非常に重要な文化財であり、2023年には保存修理事業が完了したことで、改めてその魅力が再評価されています。この住宅は、藤井厚二によって設計され、約100年前に完成しました。その設計思想や、詩的な美しさは今なお多くの人々を魅了しています。
著書に収められている写真は、聴竹居の隅々にわたってその魅力を捉えており、特に空からの視点や、各部屋の詳細が記録されています。この写真集が発行されるにあたり、住宅の魅力をさらに深く理解するために、著者と監修者のトークは非常に有意義です。
イベント概要
イベントの詳細は以下の通りです。会場は株式会社竹中工務店の大阪本店にあるいちょうホールで、17時30分に開場します。トークは18時から始まり、19時30分に終了予定です。参加費は無料ですが、先着100名が定員となりますので、早めの申し込みをおすすめします。
参加者には、小林浩志氏が撮影した「聴竹居」のオリジナルプリント1点がプレゼントされます。また、イベント後には別会場で懇親会も予定されており、より深い交流が期待されます。
「聴竹居」は、藤井厚二が示した日本の住宅の理想像を具現化した作品であり、その100年の歴史は決して色褪せることなく、今もなお新しい発見を提供してくれます。このイベントを通じて、聴竹居の新しい魅力や歴史を知り、語り合う機会を提供します。
興味のある方は、下記のリンクからお申し込みをどうぞ。
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書籍概要
小林浩志氏が著者、松隈章氏が監修を務める書籍『聴竹居——本屋・閑室・茶室 100年目の全貌』は、2025年6月1日に出版されます。この書籍では、聴竹居の全貌を写真と解説を通じて楽しむことができ、定価は税込み5,500円です。100年前の日本建築の理想像を、現代の視点で再確認してみてはいかがでしょうか。
聴竹居の魅力を再発見するこの機会をお見逃しなく。