甘木線に拡大する"サイクルトレイン"
2025年10月から11月まで、西日本鉄道の甘木線でも「サイクルトレイン」が運行されます。このサービスは、自転車をそのまま電車に持ち込めるもので、昨年から天神大牟田線で実施され、多くの利用者に喜ばれてきました。
サイクルトレインの概要
「サイクルトレイン」は、2022年3月から本格運用を開始。自転車を使った移動を推進するために導入され、特急停車駅からの利用が可能です。2023年には、国土交通省の表彰も受けるなど、評価が高まっています。特に、スマートフォンアプリによる予約や、自転車の管理・決済がスムーズに行える点が利用者からの支持を集めています。
甘木線沿線の素晴らしいサイクリングルート
甘木線沿線では、サイクリングを楽しむための美しいルートが広がっています。甘木駅からは、歴史を感じる「AKIZUKI History Ride」や、北野駅近くの「コスモス街道」などがあり、秋の紅葉を楽しみながらサイクリングができます。また、地域の活性化にもつながる試みとして、サイクルトレインの拡大が期待されています。
利用方法と料金
サイクルトレインを利用できる駅は、西鉄久留米、北野、甘木の3駅です。この区間を利用する場合、自転車持ち込みのための予約は不要で、利便性が高いのが特徴です。乗車時は、乗車運賃に300円の自転車持ち込み料がかかります。サイクリングの際にはとても便利です。
便利な予約システム
事前に、西鉄のLINE公式アカウントを通じて予約することが可能です。ご利用の1か月前から出発10分前までの間に予約でき、スムーズに利用することができます。甘木線のみを利用する場合は予約なしでもOKですが、その他の乗降駅を利用する場合は、チケットの提示が必要です。
注意事項
利用の際は、車両への自転車の持ち込みは一両あたり2台まで、また、1名様につき1台限定ですので、念のためご確認ください。また、混雑時は次の便を待つ必要がある場合があります。特に、車いすスペースを利用する場合は、自転車の移動をお願いすることがありますので、ご協力をお願いします。
終わりに
甘木線のサイクルトレイン運行は、地域と観光の活性化を目指した素晴らしい試みです。秋は自然の美しさを肌で感じる絶好の季節。自転車とともに電車旅を通じて、福岡の魅力を新たに発見するチャンスです。ぜひこの機会にサイクリングを楽しみながら、新たな発見をしに出かけましょう!