自然と伝統が織りなす香りの新提案
2026年7月1日、国産爪楊枝を製造する菊水産業と、福岡を拠点とするお香ブランド、クリスタルインセンスのコラボによって生まれた100%天然植物由来のお香「白樺と除虫菊」が発売される。この商品は、爪楊枝の製造過程で発生する貴重な白樺の削り粉をアップサイクルしたもので、両社のこだわりと職人技によって完成された。
開発の背景
爪楊枝の製造過程では、削り工程から生じる木粉が発生するが、これまで有効活用されることは少なかった。しかし、削り粉もまた白樺の命の一部であるとの思いから、菊水産業がクリスタルインセンスに協力を求め、このプロジェクトがスタート。古くからの国産爪楊枝の製造が減少する中、その技術と愛情を新たな形で表現することに挑んだ。
クリスタルインセンスの伝統
クリスタルインセンスは福岡県八女市で、日本の伝統技術を守り続ける地場企業と連携し、電力を使わず水車のみの力で杉粉を挽く作業を行っている。今回のコラボでも、菊水産業の職人の手仕事が注がれ、白樺の削り粉を最大限に引き出した香りを実現した。化学添加物を一切使わないこのお香は、自然との調和を目指した商品である。
困難を乗り越えた職人技
白樺の削り粉を用いたお香は作るのが非常に難しいが、クリスタルインセンスの香司、柴垣道宏が数ヶ月の試行錯誤を経て、ついに形になった。化学添加物なしでの製造に成功し、火がついたときに香りが立ちのぼる様子は、まるで夏の夜に実家に帰ったかのような心地よい体験となる。
商品コンセプト
本商品は、一般的なアロマに見られる華やかさや甘さを排除し、あくまで白樺のウッド香に天然の除虫菊をブレンド。香りを足すのではなく、空間の淀みを引き算することで、静寂をもたらす。まさに「禅の香り」と言える。
両社代表からのメッセージ
菊水産業の代表、末延秋恵氏は、「この商品が国産爪楊枝の真の価値を伝え、素材を最大限に活かすものづくりに関心を持っていただけることを願っています」とコメント。クリスタルインセンスの柴垣道宏氏は、白樺と除虫菊の無添加の調和に成功したことを喜び、静かな時間をもたらすこのお香を活用してほしいと語っている。
発売情報
この特別なお香は、2026年7月1日20:00から数量限定で発売予定。価格は6,600円(税込)で、購入特典として国産爪楊枝も付いてくる。母なる自然と、日本の職人の手によって作られたこのお香を手にし、旬の夏を楽しんでみてはいかがだろうか。
会社情報
菊水産業株式会社
大阪府に覚えを持つ菊水産業は、1960年から国産爪楊枝を製造し続けている。地域に根ざした技術を大切にするこの企業は、伝統技術を守りつつ、新たな発信にも取り組んでいる。
クリスタルインセンス
福岡市に本社を置く、クリスタルインセンスは、環境と伝統に対してオープンなアプローチで事業を展開している。
このお香「白樺と除虫菊」は、自然の織りなす香りが、日常を豊かにしてくれるに違いない。ぜひ手に取り、特別な夏の時間を体感してみてほしい。