ヌーラボが提供する新しいプロジェクト管理支援『テックタッチ』
最近、ヌーラボが取り組んでいるプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」に、新たにAI型デジタルアダプションプラットフォーム『テックタッチ』が導入されることが発表されました。2025年6月からこのシステムが本格運用される予定で、甦る期待に胸が膨らみます。これにより、Backlogユーザーの社内への浸透がスムーズに行えるようになることが期待されています。
導入の背景
Backlogは、30日間の無料トライアルを提供していますが、実際に利用したユーザーからは「管理用語が複雑で分かりにくい」「業務に導入するイメージがつかない」といった声が寄せられていました。このため、トライアルを体験したユーザーが有料プランへ移行できないケースが多く見受けられました。こうした課題を解決するために、『テックタッチ』の導入が決定されたのです。
このシステムは、ユーザーの操作状況に応じて画面上に最適なガイドを表示することで、使い方を容易に理解する手助けを行います。また、利用者が初めてログインした際には、チュートリアルガイドが起動し、その後の操作手順をスムーズに案内することが可能です。実際のプロジェクトやタスク管理の概念を理解する手助けにもなるため、利用者にとってとても有益です。
導入後の成果
『テックタッチ』を導入した後、ユーザーからは「学習コストが低下し、社内への浸透が進んだ」などのポジティブな声が多く寄せられています。トライアル体験がより豊かになり、企業内での導入理由を口頭で明確にできるようになり、ユーザー体験が向上しています。また、レポート機能を使うことで、どの段階でユーザーがつまづくのかを定量的に把握し、分析することが可能になっています。
このような可視化されたデータを基にして、今後は迅速な改善策を導入し、PDCAサイクルを向上させることが目指されています。
テックタッチとは?
『テックタッチ』は、ノーコードで操作ガイドを簡単に作成できるため、システム担当者の負担が大きく減少します。通常の操作ガイドだけでなく、詳細なユーザー行動分析を行うことで、利用者がどのようにシステムを活用しているかをリアルタイムで把握。これにより、大手企業からスタートアップ、自治体や官公庁まで、幅広い業態で導入されており、ユーザー数は800万人を超えています。日本国内でのシェアはNo.1であり、グッドデザイン賞も含め多くの受賞歴を持っています。
ヌーラボの使命
ヌーラボは、ユーザーの生産性を向上させるために「チームワークマネジメント」を提唱しています。異なる職種や部門が協力し合うことで、組織全体のパフォーマンスを維持し向上させることを目指しています。2025年6月にはBacklogが20周年を迎えることを記念し、特設サイトも公開されています。
さらに、オンラインホワイトボード「Cacoo」や、情報セキュリティ・ガバナンスを強化する「Nulab Pass」といった、他のプロダクトも展開しています。これからのデジタル時代において、『テックタッチ』を通じて日本のDX・CX推進を加速させるヌーラボの今後の展開が楽しみです。