ファミリーマートが熱中症対策を強化し、健康白書を発行
株式会社ファミリーマート(東京都港区)は、2019年より推進中の企業の健康経営の一環として、2024年6月に施行された「職場での熱中症対策義務化」に従い、社員および加盟店の安全の確保に向けた取り組みを一層強化しています。特に今年の夏の猛暑においては、安全に働ける環境を整えることが最優先です。そのため、ファミリーマートは以下のような措置を講じています。
熱中症対策の具体的な取り組み
1.
社内コミュニケーションの強化
社内イントラネットや衛生委員会メンバーによる熱中症対策の周知を行っています。
2.
加盟店向けの具体的対策案
加盟店や店舗に対して、具体的な対策の事例や実施項目リストを提供し、実際にその内容をプリントして掲示するよう促しています。
3.
動画による注意喚起
熱中症に関する注意喚起動画を店舗サイネージで配信し、視覚的な情報提供も行っています。
4.
健康管理室のリニューアル
社内の健康管理室サイトを刷新し、産業医による啓発動画も配信中です。
5.
水分補給の啓発
給茶機には、こまめな水分補給を促すPOPを掲示し、社員の意識向上を図っています。
さらに、ファミリーマートでは、2024年7月16日から9月15日までの期間中に「ファミマサマータイム」を実施。
この取り組みでは、業務が行いやすい朝の時間帯に出社することで、業務効率の向上と同時に節電を目指しています。
初の健康白書の発行
今回の熱中症対策の強化は、ファミリーマートが進める健康経営の一環として位置づけられています。そのため、同社は初めて「健康白書」を発行し、これまでの健康経営の活動や課題をまとめました。本白書では、健康意識の向上と健康行動の継続が求められていることが強調されています。
健康経営の重要性
健康を保つためには、自らの健康状態を把握し、 proactiveに行動を起こす必要があります。これには健康診断の受診はもちろん、生活習慣を改善するためのセミナーや女性の健康に関する相談会、ウォーキング活動、メンタルヘルス対策などを一貫して実施しています。特に、ストレスチェックの結果通知と面談の促進は、メンタルヘルス問題の早期発見につながります。
また、健康白書のデータからは、社員の健康状態が改善傾向にある一方で、特に20代・30代における健康課題が浮き彫りとなりました。これらのデータを基に、今後は予防と早期対策にさらに注力し、健康経営を深めていく方針です。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を企業理念に掲げ、地域社会に密着したサービスを提供し続けています。お客様一人ひとりと家族のように寄り添いながら、便利で欠かせない存在であり続けることを目指します。
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