久留米で冬を彩る「ほとめきファンタジー」始動!
福岡県久留米市では、2025年12月6日から2026年2月15日まで、冬の風物詩である「第21回くるめ光の祭典 ほとめきファンタジー」が開催されます。このイベントでは、約40万球のイルミネーションが市内各所を鮮やかに照らし、訪れる人々を温かい光で包み込みます。
イベント概要
- - 日時: 2025年12月6日(土)~2026年2月15日(日) 17:00~24:00
- - 場所: 明治通り(西鉄久留米駅前-六ツ門)、西鉄久留米駅東口広場
- - オープニングセレモニー: 2025年12月6日(土) 12:50~19:00
- - 会場: 久留米シティプラザ六角堂広場
- - 主催: くるめ光の祭典実行委員会
オープニングの日には、点灯式に加え、さまざまなステージイベントやワークショップ、大抽選会などが行われ、寒の中を賑やかに盛り上げます。
市民と共に創る光の物語
「ほとめきファンタジー」は、2005年にスタートし、冬晴れに久留米を照らすためのプロジェクトとして誕生しました。久留米青年会議所が中心となり、地域社会を明るくするためにさまざまなボランティア団体が参画しました。副実行委員長の井手さんは、イベントについて「最初はどこをイルミネーションにするかも決まっていなかったが、地域全体をつなげるイベントにしたいという思いがあった」と振り返ります。
「市民参加型のイベント」にと意識したこの祭典は、毎年多くの企業や一般のサポートを受け、形を変えつつも20年以上も続いています。コロナ禍でも明かりを絶やさず行われてきたこのイベントは、今では久留米の冬に欠かせない存在となっています。
「今年も南筑高校の生徒たちが参加し、さまざまな新しい企画を用意しています。これからもこの光を絶やさず、久留米の冬を照らし続けたい」と井手さんは熱い思いを語ります。
高校生が描く「夢のネオンコラージュ」
南筑高校の地域協創クラスでは、地元の魅力を探求し、地域貢献について学ぶ取り組みがあります。今年の「ほとめきファンタジー」では、同高校の生徒10名がイルミネーションのテーマやフォトスポットの設計、物販グッズのデザインを企画します。そのテーマは「ドキドキ!夢のネオンコラージュ~夜に輝く私たち~」。彼らのユニークな視点で、地域に新たな光の演出を加えます。
エリア別演出として、イエローやピンク、青のテーマの下、異なる雰囲気を持つイルミネーションが施されます。特に「カトリック久留米教会」の前に用意されたハートが散りばめられたフォトスポットは、ロマンチックな空間です。また、「バラタワー」の紫の光は、訪れる人々を楽しませてくれることでしょう。
さらに、協賛グッズ制作にも取り組み、アーティストのパントビスコさんによるデザインが施された商品も登場します。これらのアイテムは、日常生活やイベント参加の思い出としても人気が出そうです。
新たな広報アンバサダー就任
2023年11月12日、TBS「王様のブランチ」リポーターとして活躍する榎本ゆいなさんが新たに「くるめふるさと大使」に就任し、「ほとめきファンタジー」の広報アンバサダーにも任命されました。彼女は「イルミネーションを母の車から見た記憶がある」と語り、イベントに参加する意気込みを見せました。彼女のInstagramでは、今後イベント情報も発信されるので、こちらも要チェックです!
光でつなぐ未来
20年以上の歴史を持つ「ほとめきファンタジー」。地域の人々の思いやりが込められた光が、今年も新たな物語を作ります。人々が光ともに集い、冬のひとときを楽しむこのイベントを、ぜひ久留米で体験してみてください。