七夕の文化交流会を通じて国際理解を深めるイベント開催

福岡市で、七夕にちなむ文化交流会が開催されます。これは、Genki Japanese and Culture School（元気日本語文化学校）福岡校と東福岡高等学校の共催によるもので、国際的な理解を深める貴重な機会です。

七夕文化交流会は、2025年7月4日（金）に東福岡高等学校で行われます。今回のイベントには、Genki日本語学校に在籍する約40名の外国人留学生と、80名の東福岡高校生が参加します。交流の内容は、七夕の由来や習慣についてのプレゼンテーション、さらに留学生と高校生が協力して七夕飾りの作成や短冊に願いを書く体験です。

この取り組みの目的は、異文化に対する理解を深め、お互いの文化を尊重し合うことから始まる「共生社会」の実現です。多文化が共存する福岡市において、地域の若者たちが国際的な視点を持ち、未来を見据えて成長することが期待されています。

このイベントは、Genki日本語学校がサマーキャンプの一環として開催するもので、6月30日から1ヶ月間、外国人留学生を受け入れ、多様な文化体験を提供しています。7月4日の文化交流会では、両校の学生たちが直接対話し、交流することで、学校間の枠を越えた友好関係を築くことができます。

また、Genki日本語学校は2004年に設立以来、106の国と地域から留学生を受け入れ、日本語と日本文化の教育を通じて国際社会での多様性を尊重する感覚の育成に力を入れています。校長の山崎有紀は、国際理解の重要性を強調し、教育の場を通じて平和共存の理解を深める必要性について語っています。

一方、東福岡高等学校も、地域に開かれた教育機関として、1945年にそのもとを持つ福岡米語義塾から発展し、現在に至るまで中高一貫教育を展開しています。学校長の德野慎一郎は、「人とつながり、世界とつながる」人材を育成することを目指しています。彼らの授業の中でも、多国籍な学生との交流が重要視されています。

最後に、参加希望者は、7月3日（木）12時までに所定のメールアドレスに申し込みが必要です。この機会に、多文化に対する理解を深める感動的な瞬間を体験し、未来へとつながる出会いを楽しみましょう。