荏原製作所が紡ぐ持続可能な未来への道筋とは
近年、企業の社会的責任がますます重視される中、荏原製作所はその名の通り、持続可能な企業としての姿勢を強く打ち出しています。特に、株式会社エスプールブルードットグリーンのサポートを受け、CDP(Carbon Disclosure Project)質問書への回答を行い、そのプロセスを経て得られた知見と成果について紹介します。
企業としての誇りと展望
荏原製作所は1912年に創業以来、建築・産業、エネルギー、インフラ、環境、精密・電子という5つの領域にわたり事業を展開し、社会や産業のインフラを支える役割を果たしてきました。現在ではアジアを始め、北米・欧州などにも拠点を展開し、国際的な市場でも影響力を高めています。2020年には「E-Vision2030」という長期ビジョンを掲げ、気候変動や自然災害といった社会課題への解決に向けた取り組みを強化しています。
このビジョンのもと、荏原製作所はサステナビリティに関する情報開示の重要性を認識し、その全体を把握しつつ実態に即したものにする努力を惜しんでいません。「開示のための開示ではなく、実質を伴ったデータをお届けする」ことに重きを置き、企業の価値を高めるための真っ直ぐなアプローチを取っています。
コンサルティングで得た具体的な成果
CDP質問書への取り組みは2010年から始まっており、最初は内部での対応によって進められていました。しかし、スコアが改善されたものの、自社の取り組みがどのように評価に結びつくかを把握することが課題として浮上しました。そこで、エスプールブルードットグリーンのコンサルティングサービスに着手することで、スコアリングの仕組みを深く理解し、改善策を明確にするためのパートナーとして彼らを選択しました。
エスプールブルードットグリーンのサポートを受けることで、特に有益だったのは回答案の作成です。「どの視点で回答すればより良い評価が得られるのか」に関する具体的な内容を把握できたため、自社の取り組みをスコアに結びつけやすくなりました。この支援は、経営層に対しても説得力を持った説明を行う手助けをしてくれました。
経営層が共有する価値観
2024年度のCDP質問書でA−スコアを獲得した荏原製作所。この成果はスコアそのものだけでなく、経営層が「外部評価を目的として開示を行うのではなく、真に自社の取り組みを理解し把握することが重要」との価値観を再共有できたことに大きな意義があります。また、投資家との対話の機会を設けることも計画しており、さらなる市場とのコミュニケーションにも対応していく予定です。
未来の展望に向けて
荏原製作所はこれから、人権やガバナンスなど、幅広いサステナビリティへの取り組みを進めていく計画です。特に海外拠点の増加に伴い、「円滑なグループ経営」を実践しながらリスクと機会のバランスを取りながら、持続可能なビジネスをワクワクさせる形で展開することが目標です。これによって、企業価値も飛躍的に向上し、持続可能な社会の実現に寄与できると信じています。
おわりに
荏原製作所のサステナビリティへの取り組みは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、持続可能な社会を築くための重要なステップとなります。これからも荏原製作所を通じて、その道を歩んでいく姿を見守りたいと思います。