精神科交流会
2025-09-02 10:42:16

看護師と支援者が集う「精神科訪問看護交流会」が大盛況に終了

初開催の交流会:精神科訪問看護における新たな連携の試み



2025年8月23日、兵庫県加古川市の総合福祉会館にて、「第1回 精神科訪問看護ネットワーク交流会」が開催されました。このイベントは、株式会社eWeLLおよびミチルワグループが共催し、精神科訪問看護の領域での多職種連携の重要性を再確認し、地域医療福祉の新たな課題解決を目指すものでした。

当日は全国から100名以上の医療・福祉関係者や家族が集まり、精神的疾患や障がいを持つ方の自立支援について積極的に意見を交わしました。

背景:地域医療福祉における「連携の壁」


精神科患者の在宅療養を支えるためには、訪問看護師や就労支援員、相談支援専門員など、様々な職種間での連携が必須です。しかし、実際には相手の顔が見えないために連携が難しいという課題が存在しています。この状況を打破するため、本交流会は専門家同士のつながりを強化することを目指しました。

トップランナーによる講演


交流会では、精神科訪問看護の分野での最前線を行く二人の講師が登壇しました。
まず、小瀬古伸幸氏が「多職種連携」をテーマとし、対話を通じたワークショップを実施しました。参加者全員が一つの輪になり、職種の垣根を超えて意見交換をすることの重要性を体感しました。

次に中村義幸氏は、精神的危機に備える「クライシス・プラン」の作成方法について紹介しました。参加者自身がプランを作成するワークを通じて、当事者と支援者のコミュニケーションの重要性を学び、危機に対する準備の意義を深めました。

心のこもったおもてなし


また、地元の就労移行支援事業所「ハンズ加古川」の利用者が手作りした「さをり織り」コースターが参加者に配布され、和やかな雰囲気が会場を包みました。休憩時間には、大阪のコーヒー豆専門店の協力を得て、高品質なコーヒーが振る舞われ、参加者同士の温かい交流が生まれました。

今後の展望


本交流会は大成功を収め、次回の開催が期待されます。地域医療と福祉の連携を強化し、誰もが安心して暮らせる社会の実現に向けて、今後も専門家たちが手を取り合い邁進していくことでしょう。

今回のイベントがもたらした希望の輪が、地域医療の発展に寄与することでしょう。参加者からは「本音で語り合えた」「ケアに活かせるヒントが得られた」といった声が多数寄せられました。


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