アップサイクルデザイン
2025-07-01 15:45:59

2025年のアップサイクルデザインコンテストが過去最多の612作品で開催決定

アップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の幕開け



2025年の『Reclothes Cup』が過去最多数の612作品の応募を受け、ついに一次審査会を開催しました。主催するのはリユースショップ「BOOKOFF」の運営会社、ブックオフコーポレーションです。このコンテストは、古着を再利用した新たなファッションアイテム作りを促し、サステナブルな取り組みを推進しています。

一次審査のダイジェスト



今年も多くの創造的な作品が集まりました。デザイン部門には551作品、販売部門には61作品がエントリーし、前年の489作品を大きく上回る結果となりました。審査員には、審査委員長を務める児島 幹規氏やスタイリストの相澤 樹氏、そしてブックオフグループの代表である堀内康隆氏が参加し、審査は約4時間にも及びました。

通過作品はデザイン部門から40点、販売部門から20点が選ばれ、今後の最終審査会に進むことが決定しました。審査員からは「回を重ねるごとに、デザインの質が向上している」との評価が寄せられ、応募者たちの努力が実を結んでいる様子が見て取れました。

最終審査会に向けての期待



通過した応募者は、ブックオフで提供される古着を使って、デザイン画を基に衣装制作に取り組むことになります。最終審査会は10月13日、福岡国際会議場多目的ホールで行われ、モデルが衣装を着用したファッションショー形式で行われる予定です。これにより、作品の魅力が直に観客に伝わることでしょう。

『Reclothes Cup』の意義と目指すもの



『Reclothes Cup』は、服のリユースを通じて、持続可能な社会の実現を目指しています。古着を新しい形に生まれ変わらせるこのコンテストは、創造性とファッションの新しい価値を探求する場でもあります。今年のテーマは、男女問わず人気のファッションアイテム「トレンチコート」が設定されており、応募者たちは自由な発想でこのテーマに挑戦しています。

グランプリ受賞者には、雑誌『装苑』への掲載や賞金が授与される他、販売部門のグランプリ受賞者には、2026年に開催される「NEW ENERGY TOKYO」への出展も予定されています。このような機会は、クリエイターやデザイナーを目指す若者たちにとって、大きなステップとなるはずです。

持続可能な社会への貢献



ブックオフがこのコンテストを開催する理由は、リユース事業を通じて服やスポーツ用品など、様々なものの循環を促進し、環境への配慮を大切にする企業文化を築くためです。年間1,000万着以上の服を取り扱い、誰もが楽しめるよう工夫された作品が生まれ、それによって発生する「衣服ロス」の解決にも寄与しています。

今年の『Reclothes Cup 2025』では、古着の新しい価値を発見するだけでなく、新進気鋭のデザイナーも輩出するチャンスもあります。このコンテストを通じて、参加者たちが自らの創作意欲を高め、サステナブルで楽しさに満ちたファッションの未来を一緒に描いていくことが期待されています。


まとめ



『Reclothes Cup 2025』は、単なるデザインコンテストではなく、環境問題を意識した活動の一環でもあり、古着の無限の可能性を探求する舞台でもあります。詳細は公式サイトでチェックし、今後の展開にぜひご注目ください。


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